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経済学の視点で教育・農業分野などを研究し発表 ― 第33回経済学部ゼミナール研究発表大会 決勝の部
12月22日、経済学部ゼミナール研究発表大会決勝の部が行われ、市原ゼミ「未来の学校を見てみる会」が優勝に輝きました。
本大会は、各ゼミナールに所属する経済学部の学生が日頃の研究結果をまとめ、プレゼンテーション形式で内容を競い合うものです。参加した19チームの中から、予選を勝ち抜いた9チームは、直前まで推敲を重ねて決勝の舞台に挑みました。
今回の優勝チームが発表したテーマは「学校統廃合の規定要因~秋田県を事例として~」。秋田県内13市のデータ分析・比較をもとに学校統廃合の原因を導きだし、2030年には学校数が46校減少するだろうと予測したものです。
見事に優勝を獲得した「未来の学校を見てみる会」の奈良光晴さんにインタビューをしました。
優勝チームインタビュー
- Q.学校統廃合をテーマに選んだ理由は何ですか
自分の出身中学校が統廃合の対象になっており、少子化以外にも理由があるのではないかと考えたからです。研究の結果、秋田県では高齢者福祉に関する支出が増加していることも要因のひとつになっていることがわかりました。 - Q.研究のプロセスを教えてください
各自治体が公表しているデータをもとに2ヵ月程前から準備を始め、統計ソフトを活用し、分析を行いました。 - Q.受賞の感想をお聞かせください
去年は準優勝だったので、今年こそは優勝しよう、という気持ちが強くありました。ライバルの存在が自分のモチベーションとなり、それが結果に結びついたことを嬉しく思っています。