学生生活の諸注意

服装・態度について

服装については特別に規定しませんが、常に質素・清潔で華美に流れず、他人に不快感を与えない、学生らしい服装であることが望まれます。また、服装のみならず言葉遣い、態度も学生にふさわしい知性と品位を保つように努めてください。人前でも粗暴な言動や、放歌・高言するなどは、誤った学生の特権意識や群集心理に基づくものであって、いやしくも最高学府にある近代人・知識人としての態度ではありません。

特に教室においては服装を正し、静粛に授業を受けることを心がけてください。私語をかわしたり、携帯電話の使用により他の学生に迷惑となるような行為は絶対に慎んでください。授業中廊下で騒いだり、教場に自由に出入りすることも絶対に避けてください。

キャンパス内の全面禁煙について

学生の健康に配慮して、キャンパス内は全面禁煙となっています。

電話・ファックスでの問い合わせは“NO”

電話による学生の呼び出し、問い合わせにはやむを得ない事情のある場合以外は応じません。例えば、下記のような場合は、受付できません。

「○○学部の××さんを呼び出してください」

「△△君の住所・電話番号を教えてください」

「授業の休講、試験、行事予定、成績、履修等について教えてください」etc.

なお、メールやファックスによる一方的な書類提出は一切受付しませんので、注意してください。

遺失物・拾得物について

所持品には必ず氏名を記入して、紛失しないように各自注意し、もし物品を学内で紛失した時は、直ちに教務課へ届け出てください。特に貴重品の管理は、十分に注意してください。

学内で物品を拾得した時は、直ちに教務課へ届けてください。拾得物は教務課の陳列ケースに保管しています。自分のものがあった場合は、教務課に申し出てください。

なお、3ヶ月経過した場合は処分することとします。

メディアツール・携帯電話等の対応について

講義担当教員の許可がない場合は、講義中(試験等を含む)のメディアツールおよび携帯電話等の使用を禁止します。(電源を切ってください)また、他人の迷惑にならないよう、十分注意するようにしてください。

盗難について

盗難を避けるため、各自の持ち物の管理には十分注意を払い、盗難の発生を未然に防ぎましょう。万一学内で盗難にあった場合は、警察に届け出る前にすぐに教務課へ連絡してください。(大学[学園敷地内]に警察を呼ぶことのないように注意してください)

ハラスメントについて

学校法人ノースアジア大学では「ハラスメントの防止に関する規程」を制定しています。学生の皆さんには、セクシュアル・ハラスメント、アカデミック・ハラスメント、パワー・ハラスメント、ジェンダー・ハラスメント、アルコール・ハラスメント等が関わってくる可能性があります。1人で悩まず、速やかに相談員または教職員に相談してください。個人のプライバシーは厳重に守りますので安心してください。

なお、ハラスメントについては被害者だけでなく加害者になることもあります。日頃から言動・行動には十分注意してください。

詐欺および悪徳商法について

さまざまな方法で、金銭の支払いや契約の取り交わしを求めてくる場合があります。本人の判断を狂わせ、理解のないまま金銭(小額の場合もあります)等を要求しますので、その場で、1人で判断しないでください。

アパートなどに押しかけ、居直るケースもあります。その場合は、直ちに警察に通報してください。

  1. 資格取得商法
    「あなたが選ばれた」と言い、○○資格が取れると勧める。
  2. 無料(格安)体験商法
    「美顔」が無料で体験できるといい、高い契約をさせる。
  3. マルチ商法
    「友人など買う人を紹介するだけでお金がもらえます」といい、高額なものを本人に買わせる。
  4. キャッチ商法
    「アンケートに協力を」といい、他の場所に連れて行き、高額なものを買わせる。
  5. アポイントメント商法
    「100人の中から選ばれました。記念品を差し上げます」といい、他に連れ出し高額な商品を買わせる。
  6. 内職商法・資格商法
    一定の講習会等を受講すると内職(アルバイト)ができる、資格が取得できると勧誘する商法です。
  7. 架空請求
    顧客情報漏洩等により、身に覚えのない請求が届くことがあります。督促状に差出人名があっても、請求金額の具体的内訳のないものは、明らかに架空請求です。間違ってもこちらから確認の電話を入れてはなりません。後々脅迫等を受けることになりかねません。身に覚えのない請求は無視するか「消費者相談センター」等に相談しましょう。

ネットワークトラブルについて

携帯電話、パソコンによるインターネット通信は、身近な情報ツールとして、情報収集、ショッピング、電子メールなどに利用されていますが、便利な反面、さまざまなトラブルが発生しています。以下のようなトラブルに巻き込まれないよう気を付けてください。

  1. インターネットショッピング
    インターネットの画面上で商品を選び、買うことができる通信販売のひとつです。便利な反面、売り手の素性がわかりにくく、商品が届かない、偽物が届く、不良品が届くなどのトラブルが発生しています。商品を購入する場合は、信頼できる業者を選び、その確証がない業者には絶対にクレジットカードの番号等を伝えないようにしましょう。
  2. インターネットオークション
    インターネット上で行うオークションのことで、ブランド品から家電など出品の種類・数も豊富にあり、目当ての商品が見つかることや、落札までの駆け引きに魅力があることから利用者が急増しています。インターネットショッピングは業者との取引になりますが、オークションは個人間の売買が多く、相手が個人の場合は、通信販売に係る各種の法規制が適用されません。また、オークションサイトは場所の提供だけで、トラブルが発生してもサイト側に責任を求めることはできません。こうしたものには関わりを持たないようにしましょう。
  3. インターネット課金サイト
    インターネットの特定サイトに接続すると、自動的にプログラムがダウンロードされ、強制的に国際電話を利用した接続サービスに切り替えられることがあります。この場合、後日、法外な通信料を請求されることになります。いわゆるアダルト系サイトに接続するとこのようなことになってしまう場合があります。また、ウィルス感染の原因にもなってしまいますので、このようなサイトにはアクセスしないようにしましょう。
  4. 出会い系サイト
    異性や同姓の友達を探したり、求めたりするサイトです。サイト内は個人の匿名性が高く、トラブルも続発しています。絶対にアクセスしないようにしましょう。
  5. SNSトラブルについて
    軽い気持ちでアップした写真やコメントで炎上することがあります。ネット上の情報は、不特定多数の人が見るものです。また、一度アップした情報は、完全に消去することはできません。自分の発言や投稿が、中傷や個人情報の漏洩につながる危険がないかどうか冷静に判断しましょう。

悪質商法に対する対応:クーリング・オフ

商品の申し込みや契約後に、一定の期間内、取引方法と取引商品が法律で指定されているものに限り、無条件で解約ができる制度です。万一トラブルに巻き込まれた場合は、この制度を用いると解約が容易になることがあります。ただし、期間が決まっていますので、なるべく早く行動をおこすことが重要です。すぐに教務課または県生活センターへ相談してください。

クーリングオフができる取引等

取引内容 具体的内容 期間
訪問販売 店舗外での訪問販売(キャッチセールス・アポイントメントセールス・SF商法では店舗契約を含む) 8日間
電話勧誘販売   8日間
特定継続的役務提供 エステティック・語学教室・家庭教師・学習塾・パソコン教室・結婚相手相談サービス 8日間
連鎖販売取引 いわゆるマルチ商法 20日間
業務提供誘引販売取引 いわゆる内職商法・モニター商法 20日間

※ 消費に関するトラブルを防ぐためには、一人で判断せずに家族で十分に検討してください。また、困ったら一人で悩まず、早めに教務課または県生活センター(018-835-0999)へご相談ください。

トラブルを避けるために

  1. アパートなどでは簡単にドアを開けずに、名前と用件を聞き、いらないときは「いらない」とはっきり断りましょう。
  2. 電話での曖昧な返事はしないではっきり断りましょう。「今だけ・君だけ」はうそです。注意してください。
  3. 契約(署名・捺印)前に家族の方や教職員などに相談してください。じっくり考えてから契約しましょう。
  4. 契約時に「支払」を軽く考えるのはケガのもとです。先払いや一括払いは危険なので注意しましょう。
  5. 契約・申し込みをした場合、内容を明らかにした書面を必ず受け取り、クーリング・オフの記載があるかなどを確認し、領収書と一緒に大切に保管してください。

消費者金融・クレジットローン

簡単に借金をすることができますが、安易な気持ちで借りると高金利のため、やがては巨額の返済をせまられ、本人だけでなく、家族にまで多大な迷惑を及ぼすことになります。これら金融業者は決して甘くはありません。絶対に手を出さないように気をつけてください。

事故・災害時の届出

事故やトラブルが発生したときは、教務課への連絡を経て、警察・消防などの指示に従い対応してください。

〔業務時間内〕    教務課 018-836-1336
〔業務時間外・休日〕 大学警備室 018-836-3299

国民年金の加入

満20歳になると国民年金保険への加入が義務付けられていますので、住所地の市役所・町村役場で加入の手続が必要です。また、収入のない学生のために学生納付特例制度がありますので、詳細については、住所地の市役所・町村役場の国民年金窓口に問い合わせてください。

学生への連絡について

大学から学生への通知・連絡は直接口頭で伝える以外は、原則として全てポータルサイトで行います。ポータルサイトは、大学と学生とを結ぶ重要な伝達手段ですから、毎日必ず確認する習慣を身に付けてください。

障がい学生支援に関する指針

障がい学生支援に関する指針

大学から学生への連絡

学生への連絡は、全てポータルサイトによって行っていますので、その内容を的確に把握するよう習慣づけてください。ポータルサイトを確認しなかったことによって、不利益をきたすことがあります。毎日必ず確認しましょう。