トピックス
【スポーツ経営コース】中澤助教の論文が「スポーツパフォーマンス研究」に掲載されました
経済学部スポーツ経営コースの中澤助教の研究論文「大学男子長距離走選手におけるEPA摂取が血中EPA濃度,EPA/AA比,競技記録に与える効果」が「スポーツパフォーマンス研究」に掲載されました。
「スポーツパフォーマンス研究」は、日本スポーツパフォーマンス学会(日本学術会議協力学術研究団体)が発行しており、競技スポーツや健康スポーツあるいは教養スポーツの現場における数多くの実践例を取り扱い、体育・スポーツの実践系・指導系の教育的、学問的価値の確立とその発展を目指すための学術誌です。本文はこちらからご覧ください。
長距離選手の競技力向上に「EPA」が有効!?
魚の油に含まれる「EPA」は、酸素運搬能の向上や炎症の抑制効果に効果があるといわれています。本研究では、大学生長距離ランナーを対象に、長期にわたりEPAを摂取することで、血液状態や競技記録にどのような効果があるのか検討しました。
結果として、EPAを摂取したグループは摂取しないグループよりも血液状態が改善しました。また、EPAを摂取した1名を事例的に分析すると、血液状態の改善とともに、障害の発生が少なく、良好なトレーニングを継続できたことから競技記録の向上がみられました。
本研究から、長距離ランナーにおけるEPAの摂取は、血液状態を改善させ、安全で良好なトレーニングを実施でき、結果として、競技記録向上につながる可能性が示されました.
スポーツ科学を学び、競技力向上へ!
中澤助教は、本学陸上競技部で監督を務めており、スポーツ科学を活用した強化・育成に取り組んでいます。
経済学部スポーツ経営コースでは、競技力向上を目的としたスポーツ科学の知見を習得できます。スポーツ科学に興味・関心のある高校生は、本学部で経済学とともにスポーツ科学についても学びましょう!