5.グローバル社会と法?

国際と法律の2学科体制(グローバル社会と法)

 

世界各国には、それぞれの国独自の政治体制、法体系があります。また、その国の成り立ち、歴史、そしてその中で育まれた文化や価値観も各国で異なります。異なった素地を持つ国々が存在する以上、必ず国家間の諸問題は発生します。これらの諸問題を解決する良案はあるのでしょうか。

視点を国内に移してみても、物価高騰、大都市圏への人口集中、少子高齢化、貧困、人材・後継者不足、待機児童、介護など様々な諸問題が山積しています。そしてこれらの諸問題のいくつかに、少なからず海外の動向が影響しています。これらの国内の諸問題を解決する良案はあるのでしょうか。

情報が一瞬で世界中を飛び交い、国内外のあらゆる事象が相互に関連し合う現代社会は、一つの専門分野では解決が困難であり、諸分野の連携と協働により様々な角度からの分析・検討が必要となります。

総合政策学部では、グローバル社会における幅広い見識と多様な視点、そしてアイデアを実際の政策に落とし込むための法的思考能力を卒業時までに身に付けることを目標としています。そのため、両学科共通の導入科目として「グローバル社会と法」を必修科目として位置付けています。