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【観光コース】地域再生論 「秋田県における観光・交流施策の推進について」

国際学科2年次の開講科目である『地域再生論』では、地域再生のスペシャリストを本学に招き、フィールドワークを交えながら学修します。
学生たちは少子高齢化をはじめとする秋田における諸問題や課題について理解すると同時に、観光学の視点から地域の成長につながる取り組みを理解していきます。

地域再生論~行政の視点から観光を考える~

テーマ      秋田県における観光・交流施策の推進について
ゲストスピーカー 秋田県観光文化スポーツ部 観光戦略課         小松 鋼紀 課長
         秋田県観光文化スポーツ部 交通政策課調整・広域交通班 篠村 進 チームリーダー

 

11月2日(木)、秋田県観光文化スポーツ部観光戦略課の小松鋼紀課長と交通政策課調整・広域交通チームの篠村進チームリーダーをゲストスピーカーとしてお招きし、「秋田県における観光・交流施策の推進について」と題する講義をしていただきました。

はじめに、観光戦略課の小松課長より秋田県が策定した「新秋田元気創造プラン」や、秋田県の観光が抱えるさまざまな課題について、行政の視点から説明していただきました。「何度でも訪れたくなるあきた」を目指して、訪れる人の心と地域を潤す「持続可能な観光」に取り組むことが強調されました。                                                    

 

次に交通政策課の篠村チームリーダーより、秋田県の公共交通の課題について、人口減少や少子高齢化を見据えた交通ネットワークの形成や過度な自動車利用からの脱却が必要であることを説明していただきました。

 

 

 

 

 

学生からは、「交通も環境も観光も相互に作用し合っているため、それぞれの環境整備が必要不可欠であることが理解できました。」「地方の観光は事業者や地域住民との連携や協力が欠かせないものであり、人の関わりが大切だと感じました。」といった感想が出されました。