目標の実現に向けて(公務員試験)

高等学校担任の先生・保護者の方へ

 

国家試験等センターでの学習について

 

国家試験等センターは、公務員試験等の合格のための専門的な学園内教育機関であり、ノースアジア大学の教育の中核を形成しております。このようなセンターは全国的にも希で、東北地方では唯一であり、ノースアジア大学の最大の特徴であります。試験情報の提供・書籍の利用・個人机の提供・個別指導・受験講座の開催・模擬試験・グループ研究等、公務員試験等の合格に向けたあらゆるサービスを無料で行っております。

 

センターには、行政・警察国防・司法・観光・税務会計・国際の6つの研究室があり、学生はいずれかの研究室に属し、4年間、昼夜・土日・休暇を問わず、学習にいそしんでおります。

 

公務員試験は、官庁・県庁・市役所・消防・警察などで働く公務員を選ぶ試験であり、学力・思考力・人間力が秀でているかどうかを、学力は択一試験で、思考力は論文試験で、人間力は面接試験で判定しています。企業の採用形態は多様ですが、多くの企業は、公務員試験を基準として、採用試験を実施しています。公務員試験の勉強をしておけば、民間企業の採用試験に合格する可能性が高くなります。

 

センターは、①一斉学力入室テストから、②学問集中探求、③公務員試験問題研究・作成編集・模擬試験、④公務員試験対策カリキュラム作成・実施と答案練習会、⑤学習のメタ(俯瞰的)アプローチ、⑥ゲーム感覚の導入、⑦定期講話、⑧週末プログラム、⑨競争意識の活用、⑩習熟度別評価までの10の仕組みにより、学生の学習の動機づけを図っております。

 

1.一斉学力入室テスト

公務員試験の合格のためには、基礎学力は必要です。個人机獲得を目指した共通一斉学力入室テストは全研究室共通で、週末に行い、基礎学力の定着をはかります。

 

2.学問集中探求

公務員試験を通して学生を採用する側が、学生に求めているのは、小手先の公務員受験技術を学んだ学生ではありません。学問自体に興味があり、その学問を自主的に学ぶ学習を実践してきた学生です。週末に特定の項目について、教員と学生とが一日かけて、考え、分析し、議論し、調べ、メモに纏めます。教員の指導の下、人権・平和・貧困・コロナ・自然環境・スポーツ・アルバイト・家族等々なんであれ、学生が自ら知りたいと考えていることを集中的に探究します。センター事務局が、各教員に対して個別的又は集団での学生の教育指導依頼を行い、モニターします。法学部の行政コース、経済学部の公務員コース所属学生は、全員が国家試験等センターに所属(利用登録)します。

 

3.公務員試験問題研究・問題作成編集・模擬試験

大学の全ての教員が参加する公務員試験問題研究チームを編成、学部学科の教員と連絡を取りながら、公務員試験問題を研究、問題集の作成編集を行います。学生も問題を自ら作成したり、模擬試験を受けたりすることによって、学習の目的を認識することができるので、モチベーションが維持されます。

 

4.公務員試験対策カリキュラム作成・実施と答案練習会

ノースアジア大学独自の公務員試験対策カリキュラムを作成・実施します。答案練習することによって、公務員試験本番において、実力以上の点をとることもできます。

 

5.学習のメタ(俯瞰的)アプローチ

長期間日々長時間学習するというのは、地味な行為で、挫折を避けるために、まとまりのある書籍を集中的に一日でマスターします。これは、全貌を意識できるという意味で学習のメタ(俯瞰的)アプローチと言えます。週末を使い、一つの科目をマスターします。時事問題マラソンと称して時事問題を一日で征服することを内容とする学習や、全ての分野の中から一つのトピックを選び、それを集中的に学ぶことも、このアプローチに含まれます。

 

6ゲーム感覚の導入

勉強の面白さは勉強する内容にあるが、勉強を始めなければ、勉強の面白さは理解できません。学生が勉強を始めるためには、週末を利用して、ゲーム感覚を取り入れることも有効です。政治経済の知識をクイズ感覚で身に付けさせるために、クイズ形式で学習を進めることもこのプログラムに含まれます。

 

7. 定期講話

一斉入室学力テストの実施日などに合わせた週末に、国家試験等センター所属(利用登録)学生としての心構えを説き、厳しい実力社会に生き抜いて行く魂を学生に吹き込みます。厳しい実力社会で生き抜くために必要なのは学力・思考力・人間力で、学力を身に付けるには忍耐の魂が、思考力を身に付けるには論理の魂が、人間力を身に付けるには正義の魂が必要です。公務員試験に合格するには、夏休み・冬休み・春休み・週末などに研究室を利用して、学習することが必要です。

 

. 週末プログラム

センターが主催する各種の学習の動機づけの仕組みプログラムの内、①一斉学力入室テスト、②学問集中探求、③公務員試験問題研究・作成編集・模擬試験、④公務員試験対策カリキュラム作成と答案練習会、⑤学習のメタ(俯瞰的)アプローチ、⑥ゲーム感覚の導入、⑦定期講話などは、原則として、週末に実施します。

 

9.競争意識の活用

競争率が高い試験ほど長期間日々長時間の学習が必要です。学習のモチベーションを維持するために、模擬試験を行い、その結果の上位成績順位を公表することが、競争意識を活用して学習させるために必要です。

 

10.習熟度別評価

模擬試験結果の公表は、学生にとって、挫折する原因となるという副作用があります。これを緩和するため、科目ごとの各人の習熟度、即ち伸び率を分析、公表します。学生も、自分の成績が伸びたことを実感するでしょう。