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【国際学科・留学レポート】韓国の培材大学で学ぶ鎌田咲来さん
もっと深く、わかり合いたいーその想いが韓国語を学ぶ原動力

培材大学へ留学中の鎌田咲来さん

総合政策学部国際学科3年の鎌田咲来さん(ノースアジア大学明桜高校出身)は令和8年2月末から、韓国・大田広域市にある協定校、培材(ペジェ)大学へ留学しています。この夏一時帰国した鎌田さんに、留学生活についてお話を伺いました。

Q.韓国に留学しようと思った理由は何ですか?

韓国だから、というよりも「今まで出会うことのなかった人たちと出会いたい」と思ったことが一番の理由です。同じ目標を持って、お互いに刺激し合える仲間が欲しいという気持ちもありました。

Q.準備期間はどのように韓国語を勉強したのですか?

渡韓直前に3級を取るまでは本当に必死でした。大学の韓国語の授業では、先生が日記を添削してくれたり、現地のリアルな文化を教えてくれたりと、丁寧にサポートしてくれました。

Q.現地の授業の雰囲気はいかがですか?

授業はすべて韓国語で行われるので、最初はドキドキしました。先生方が留学生にも分かりやすい言葉を選んで、実際の会話での使い方まで丁寧に教えてくださるので、着実に力がついているのを実感しています。

Q.現地学生とはどんな交流がありますか?

韓国人学生と一緒に受ける「庭園文化」や「観光」の授業では、グループワークでたくさん話し合います。日本語を学ぶ学生も多く、お互いの言葉を教え合う時間がとても楽しいです。まだ会話についていけないこともありますが、「もっと深くわかりあいたい」という気持ちが、日々の勉強の一番のモチベーションになっています。

Q.キャンパスでの過ごし方を教えてください。

キャンパス内に綺麗なランニングコースがあって、夕暮れになると地域の方も走りに来ます。これまで運動する習慣はなかったのですが、留学生の友達に誘われて、夜のキャンパスを走るのが日課になりました。風を感じながら、友達と話す時間がお気に入りです。

Q.韓国の食事はどうですか?

学食がとにかく美味しくて、値段も手頃なので毎日楽しみにしています。食堂や飲食店では、キムチが当たり前のように無料で出てきます。テーブルの上に専用の容器が置いてあって、日本でいう福神漬けや紅ショウガみたいに、好きなだけ取ることができます。セルフバーで完全にキムチが無料取り放題になっているお店もあり、食文化の違いを感じました。

Q.留学生活で印象に残る経験は何ですか?

現地で観賞した韓国オリジナルのミュージカル『ベートーヴェン』です。生の音楽を聴くのは久しぶりで、胸が高鳴りました。セリフが全部聞き取れたわけではありませんが、役者さんの圧倒的な演技力と生演奏の迫力に胸が熱くなりました。言葉の壁を超えて、会場全体が一つになっている空気がひしひしと伝わってきたんです。普段の会話やドラマとは違う、舞台で耳にする韓国語にも新鮮な魅力を感じて、もっと韓国語を理解できるようになりたいと思いました。

Q.留学前と比べて、自分が変わったと感じる部分はありますか?

一番変わったのは、一人で行動することへのハードルが低くなったことです。一人でカフェや映画館へ行くことができるようになりました。そして、留学前には考えられなかった『一人旅行』にも挑戦しました。行ってみたら意外と大丈夫で、大きな自信につながりました。

Q.今後の目標を教えてください。

正直なところ、韓国人と一対一で話すときは今でも緊張します。自分の韓国語が伝わるのか、間違えたら恥ずかしいという不安もあります。それでも、韓国語をただ資格取得のための勉強で終わらせたくありません。現地で出会った人たちをもっと深く理解し、心を通わせるための言葉として身に付けたいです。
韓国の人と同じような感覚でミュージカルやドラマを楽しみ、笑ったり感動したりできるようになることが目標です。

培材大学のキャンパスとランニングコース

自然豊かなキャンパス。天然芝サッカー場を囲むランニングコースを走るのが鎌田さんの日課。

培材大学の学生食堂

一般にも開放されている学食。手頃な価格で、毎日の楽しみになっている。

ソウルの世宗文化会館

『ベートーヴェン』を観劇した世宗(セジョン)文化会館。著名俳優・歌手の熱演に胸を打たれたという。

ソウルの景福宮

一人旅で訪れたソウル・景福宮(キョンボックン)。朝鮮王朝を象徴する宮殿の正門。