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【総合政策学部】花田ゼミが「西馬音内盆踊り」研修旅行

総合政策学部の文化研究ゼミ(花田富二夫教授)では、秋田の伝統芸能を研究テーマに掲げ、8月17日~18日の2日間、羽後町にて研修旅行を行いました。訪れたのは、800年の歴史を誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「西馬音内盆踊り」です。

前期の授業において多角的に事前研究を重ねてきたゼミ生たちは、現地で踊り衣装「端縫い着物」に直接触れ、またコミュニティーセンターでの交流会に参加。寄せ太鼓の実演に耳を澄まし、「音頭」や「かんげ」といった踊りを実際に体験することで、盆踊りの全体像を深く学びました。

 

また、盆踊りに用いられる華やかな端縫い衣装を間近に見ることで、伝統文化の美と意義に改めて気づいたようです。全国的にも羽後町にしか見られない、この端縫い衣装の文化は、今なお人々を魅了し続ける貴重な文化財であると、ゼミ生一同が実感しました。

研修に参加したゼミ生の羽後町出身の佐藤綾香さんは、「小学生の頃からなじんできた盆踊りの価値を再発見することができてとても嬉しい、これからもっと、この踊りについて調査を進めていきたいです」と今後の抱負を語りました。

 

文化研究ゼミでは今回の研修で得た経験を礎に、その他の秋田の伝統芸能の歴史や背景などについても、さらに調査を続けていく予定です。