銀行勤務を経て、教育の現場へ
――地域の価値を社会につなぐ

開志専門職大学事業創造学部 准教授 庄司義弘さん
平成8年度 法学部法律学科卒
(山形県立山形中央高校出身)
本学法学部法律学科を1997年に卒業した庄司義弘さん。卒業後は地元・山形の銀行に就職しました。銀行で経験を重ねる中で、より専門的な知識の必要性を感じ、2016年に大学院に進学。現在は新潟県の私立大学の准教授として、商品開発や事業計画などを指導しています。
Q:現在は、どのようなことを教えていらっしゃるのですか?
商品開発実習のほか、事業計画の立て方や資金調達など、実務に近い内容を担当しています。学生には、アイデアを出して商品をつくるだけでなく、どのように社会に届けるかまで考えてほしいと思っています。
Q:学生との商品開発では、どのような取組をされていますか?
地域企業と連携し、商品企画やパッケージ、販売促進まで含めて学生が考える実習を行っています。たとえば新発田牛のビーフジャーキー開発では、学生がパッケージ提案やSNSでの販促にも関わり、地域資源を商品化するプロセスを実践的に経験しました。
Q:銀行勤務を経て、教える仕事に就かれた経緯を教えてください。
銀行では多くの経験を積み、自分なりにやり切ったという思いもありました。若手の指導に関わる中で、人が成長していく過程を見ることにやりがいを感じたことが、現在の仕事につながっています。
Q:社会人になってから、なぜ大学院に進まれたのでしょうか?
山形県庁の担当をしていた頃、産業政策に関わる話しをする機会があり、もっと専門的に考える必要を感じました。そこで銀行の仕事を続けながら大学院に進み、中小企業論を中心に専門性を深めました。仕事でも、相手に応じた知識がなければ十分な提案はできないと感じており、それが博士取得の大きなきっかけになりました。
Q:大学時代に得たことの中で、今につながっているものは何ですか?
法学部で身につけた社会の仕組みやルールの捉え方は、銀行時代にも、現在の教育の現場にも生きています。
Q:大学生へのメッセージをお願いします。
A:勉学は大学卒業で終わりではなく、社会に出てからも新しい知識や視点が必要になる場面はたくさんあります。まずは興味を持ったことに積極的に挑戦してほしいですね。その経験が、将来の仕事や自分の可能性につながっていくと思います。
