トピックス

ファミリーマートとの連携で、データ分析の最前線に触れる!

12月23日の「デジタルマーケティング入門」では、株式会社ファミリーマートの担当者をお迎えし、特別講義を実施しました。人財開発・採用担当の原田英哲氏は、同社のフランチャイズシステムを軸とした多様な商品・サービスの提供について、その仕組みや戦略を詳しく解説。年間55億人の顧客を抱える同社のビジネスモデルを深堀りし、売上向上のための秘訣を探る貴重な機会となりました。

原田氏はファミリーマートのビジネスモデルについてわかりやすく説明

本学卒業生で、現在ファミリーマートでスーパーバイザーを務める武田晋氏は、店舗運営におけるデータ分析が顧客満足度向上に貢献している具体的な事例について紹介。フードドライブや献血など、社会貢献活動にも力を入れている点が印象的でした。

本学OBの武田氏。レジ上のデジタルサイネージの売上効果などについて語る

講義に参加した学生からは、「ファミから1円キャンペーンは赤字にならなかったのか」という質問が飛び出しました。これに対し、武田氏は「それはお客さまに売り場を見てもらうための広告投資と考えています。実際には、皆さん他の商品も購入されます」と回答。他にも学生からは「データ分析が店舗運営にどのように貢献しているのか、具体的な事例を知ることができた」といった感想があがりました。

学生たちは講義に熱心に耳を傾け、積極的に質問を投げかけていた

次回以降の授業では、学生たちが実際にPOSデータを分析し、店舗運営の改善策を提案します。本学ではこのような実践的なビジネススキルを習得することで、社会で即戦力となる人材の育成を目指しています。
POSデータ…「Point Of Sales(販売時点情報管理)」の略。会計レジで記録される様々な情報をデータ化したものを指す