国際学科 教育目標と三つのポリシー

教育目標

法的素養を身につけた幅広く、国際社会で活躍できる有為な人材を育成する。

 

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

ノースアジア大学では学生たちが自分で考え、日頃から礼節を重んじ、常に整容を心がけ、将来の目標に向かってひたむきに努力する強く大きな志を持った方を求めています。

国際学科では、法的素養を身に付けた幅広く、国際社会で活躍できる有為な人材の育成を教育目標としています。この目標を実現するために学生の将来の志望に応じた3つのコース「国際関係・安全保障コース」、「グローバル英語コース」、「観光コース」を設けるとともに、基礎的な分野の学習から徐々に高度な内容へと段階的に進むきめ細かな教育を行っています。このような教育目標をもとに、各コースでは次のような学生の入学を望んでいます。

入学後2年次より、将来の目標に向けて、いずれかの学科に所属し、コースを選択します。コースは所属学科のコース1つを含む2つまで選択できます。

国際関係・安全保障コース

  • 国際政治や国際経済の動きに関心があり、国内外で活躍したいと考えている人。
  • 国際的な視野を持ち、国際社会と我が国の平和と安定に貢献したいと考えている人。

グローバル英語コース

  • 国際的な視野を持ち、英語を駆使して国内外で活躍したいと考えている人。
  • 英語を通じた異文化交流について関心と理解を持ち、文化と価値観の違いに対して調和のとれた感覚を磨きたいと考えている人。

観光コース

  • まちづくりや観光に関心を持ち、地域の創生やその将来に大きな夢を抱いている人。
  • フィールドワークを通して「新しい文化の創造」に取り組みたいと考えている人。

そして、何よりも夢の実現に向かってひたむきに取り組み、困難に直面してもあきらめず、意欲的に成長しようとする強い意志を持つ若者の入学を希望します。

これらの意欲や将来への目標を有しているかの判断は、資格取得状況、調査書、学力試験、面接等を通じて行います。

 

 

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

建学の精神、人材養成に関する目的と教育目的、および学修成果目標に基づき、学生の主体的な学修によって単位の質を高めながら、各々の「得意分野の創造」を目指し、また法的素養および国際的な視野を身につけた有為の人材を育成するために、「教育課程編成・実施の方針」を次のように定めています。

  1. 海外留学や海外インターンシップなどで実践的に活用できる語学力を養うために、外国語科目を設けています。
  2. 学生の将来の志望に応じた3つのコース「国際関係・安全保障コース」、「グローバル英語コース」、「観光コース」を設けています。
  3. 初年次に総合政策学への橋渡しとなる必修科目「グローバル社会と法」を設けています。
  4. 初年次に高校教育から大学教育への転換を図るための学修支援と生活支援を促進する「学生生活入門Ⅰ」、「学生生活入門Ⅱ」を設けています。
  5. 国際社会や異文化を理解するための道具として、幅広く語学を学ぶための語学系科目を設けています。
  6. 語学の中でも、とりわけグローバル社会で重要視される高い英語運用能力を身につけるため英語教養系科目を設けています。
  7. 観光に関する知識と実践を通して、観光マネジメントスキルを養成する観光・教養系科目を設けています。
  8. 社会科学的な視点から、国際関係を理解する力を養うために役立つ、法律・経済系科目を設けています。
  9. グローバル社会や地域社会の諸課題に対する具体的施策を学ぶための政策系科目を設けています。
  10. 学生の社会的・職業的自立に向けて必要な基盤となる能力や態度を養うために、キャリア系科目を設けています。
  11. 社会科学的な思考力と判断力を駆使しながら、グローバル社会における諸問題を考察し、論理的かつ妥当な結論を導く力を養うためにゼミナールを設けています。
  12. 国際的な視野を広げることに必要な、幅広い教養と的確な判断力や応用力を養うために、総合科目群を設置しています。

 

 

卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

ノースアジア大学では全学部共通で「卒業認定・学位授与の方針」を次のように定めています。学則に定められた期間在学し、各学部の教育目標に沿って配置した科目を履修して基準となる単位数を修得することが卒業認定・学位授与の要件となります。

「国際関係・安全保障コース」、「グローバル英語コース」、「観光コース」の各コースにて社会現象に内在する真理を探求し、人として調和のとれたグローバルな感覚を磨き、実社会に必要とされる法的素養と教養および国際感覚を身につけた人材の育成を目指しています。この目的と学修成果目標を達成するために、学生の主体的な学修によって単位の質を高めながら、所定の単位を修得した者に対して卒業を認め、学士の学位を授与します。

主体性・協調性

  • 知の分野であっても積極的に関わり、多様性を尊重しながら自身 の主張を伝え、問題の発見・解決のために前向きに行動できる能力。

思考・創造性

  • 社会的自立に向けて必要な能力を有し、現状の把握や分析をもとに物事の本質を見極めながら、論理的に自分の意見を述べることができる能力。

教養・国際性

  • 広い視野とグローバルな感覚を持ちながら、多文化共生に関する豊富な知識や教養をもとに、母国語および外国語を駆使して、他者との意思疎通を図ることのできる能力。

応用力・汎用力

  • 国内外の諸問題に関心を持ち、その解決と持続的な発展に向けて専門知識を生かしながら考察できる能力、および新しい価値・文化の創造に向けて行動できる能力。