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[雪国民俗館] 第12回民俗学シンポジウムを開催 -テーマは「郷土・秋田について考える」
12月4日に、第12回民俗学シンポジウム「秋田学ことはじめ-生きる力-」を開催しました。
はじめに本学雪国民俗館に所属する教員がそれぞれの専門分野から、なまはげや丸木舟等の民俗文化財、大豆とその加工品の各地域における需要・生産の違い、秋田県の風土や文化がアニミズム的認識にどのような影響を及ぼすか等について、考察した内容の研究報告を行いました。
続いて、本学職員が取材したいぶりがっこの製造のことや、雪国民俗学研究会に所属する学生自身が学んでいる秋田の民謡に関する調査の発表をしました。
質疑応答では、地域の方や学生から多くの質問が寄せられ、活発な会となりました。
各パネラーからの報告概要は次のとおりです。
〇 「民俗文化財の根底にあるもの-自然・風土と住民の想い-」(鎌田幸男:ノースアジア大学 経済学部特任教授)
〇 「秋田県の風土から大豆食文化とその背景をひもとく」(村中孝司:ノースアジア大学 経済学部准教授)
〇 「秋田県民はヒトや生物の心をどうとらえているか?」(瀧澤純:ノースアジア大学 法学部准教授)