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【心理学】コラージュ療法で心の奥底を探る

11月5日に行われた「感情・人格心理学」の授業では、コラージュ療法の実践を行いました。コラージュ療法とは、雑誌やチラシなどの印刷物から気になる写真や文字を切り抜き、台紙に貼り合わせることで自分の内面を探求する心理療法の一種です。切り貼りする行為そのものが自己表現や感情の解放につながると言われ、心の癒し効果が期待されています。

学生たちは用意されたチラシ素材を使い、思い思いのコラージュ作品を制作しました。

制作後、講師の瀬戸先生がコラージュ療法による分析法を解説。余白がないことは神経症傾向を表すことや、食べ物は心的・性的欲求を表すことなどを説明し、作品に込められた心の奥底を読み解きました。学生たちは自分の作品が持つ意味を先生から聞くことで新たな気づきがあったようです。

経済学部3年の山内桃さんは、「コラージュを作るのは初めてでしたが、無心になれて楽しかったです」と笑顔で話していました。今回のコラージュ療法は学生たちにとって自己理解を深める貴重な経験となりました。

あくまで傾向であり、絶対ということではない