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【総合政策学部】国際学科観光コースで練習ツアーを実施
国際学科観光コースの授業「ツーリズム実習」では、模擬旅行会社「ノースアジアツーリスト」のなかで、旅行業に関する知識を学修するとともに、国内外で多くの募集型企画旅行を実践しています。
本年度は、学生社長の長尾景都(国際学科3年)をトップに、学生が社員となって、さまざまな経験学修を積んでいます。
7月20日には、「岩手一関の自然を満喫!」のツアータイトルのもと、学生14名と教員1名が練習ツアーを実施しました。
大学を出発後、午前中に一関の名勝「厳美渓」を見学、一関の郷土料理である「もち料理」の昼食を挟み、午後に「みちのくあじさい苑」を見学しました。学生たちは添乗員役とお客様役とにそれぞれ分かれ、車内での案内、見学先での誘導を含め、本物のツアーさながらの業務を体験学修しました。
参加した学生からは「添乗員の仕事の裏側をはじめて知ることができました」、「正確に、簡潔に伝えることの難しさが分かりました」などの声が聞かれました。この授業は単なるツアーの企画にとどまらず、「声を届ける」、「ことばを伝える」といったコミュニケーション力を学ぶことを意識した内容になっているのも特色の一つです。
来年2月には宿泊でのツアーを実施する予定です。今回の練習ツアーでの経験を生かし、より魅力的なツアーが実現できるように、検証と改善を図ってまいります。