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【総合政策学部】ビジネスコース『企業の社会貢献』をテーマに講義を実施

ビジネスコースでは、1年生の必修科目「総合政策基礎論」において、道端忠孝教授が「企業の社会貢献」をテーマに講義を行いました。

企業は日々、商品やサービスの開発・改良、コスト削減に取り組み、「安価で良質な製品・サービスを提供する」ことで社会に貢献しています。加えて、地域社会との関わりも深めています。例えば秋田市では、多くの企業が竿燈まつりに参加したり、社会福祉事務所などへ寄付を行ったりするなど、積極的な社会活動が展開されています。

また、営利を目的とする企業の政治献金が認められているという最高裁の判例や、経団連のワンパーセントクラブ加盟企業の年間平均社会貢献支出額が1社あたり5億円を超えることが紹介されると、学生たちからは驚きの声が上がりました。

さらに、現在はSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境・社会・ガバナンス)重視の時代であり、秋田県内ではすでに1,000を超える企業・団体が「秋田県SDGsパートナー」として登録されていることも紹介されました。ビジネスコースの運営会社である「株式会社さくら」でも、SDGs推進の取り組みに参加することが、社会貢献の一環になるのではないかとの話がありました。

講義の最後には、学生たちから「SDGsの視点から秋田を元気にする新規事業を考えてみたい」「すべての人が幸せに暮らせる社会の実現には、SDGsの達成が不可欠であり、その原動力となるのが企業ではないか」といった、前向きな意見が多く寄せられました。