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【総合政策学部】国際学科観光コース「観光コースの学びの魅力」
総合政策学部では1年生必修科目『総合政策基礎論』において、国際学科観光コースの湯澤真講師が「観光コースの学びの魅力」をテーマに講義を行いました。授業は「観光による地域の新たな魅力や価値の創造」、「観光の現場でのフィールドワーク」、「旅での出会い、ふれあい=ホスピタリティ」の内容で具体的な事例を取り上げ、学生の興味関心事を引き合いに出しながら進みました。
近年は日本各地で観光を地域振興の手法として用いることが増えていることや、観光地ではなかった地域が観光資源を発掘し、それを発信することにより観光地となった例などを紹介しました。ほかにも前週に行われた日帰りの学外研修を例に、大学や実家周辺でも味わえる旅があることを紹介し、いつもの場所も「観光」の視点に立って捉えなおすことで新たな発見があることを伝えました。
授業の後半では、観光は実際に現場に行くことで、さまざまな知見を深めることができることから、観光の現場でフィールドワークをする授業の重要さを紹介。現場感覚の大切さを訴えました。
最後は、ホスピタリティの観点から、旅での出会い、ふれあいに関して説明し、デジタル化、IT化が進む中でも最後は人が大事、「観光は人なり」という言葉を用いて、観光コースの魅力を伝え、授業の締めくくりとしました。
学生からは「何もないと思っていた秋田にもたくさんの観光資源があることに気づきました」などの声が聞かれ、来るべき観光コースでの学びに思いを馳せていたようです。