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公務員を目指す学生を支援
東京研修を実施
総合政策学部では、2月27日から28日にかけて、公務員を目指す学生を対象に東京研修を実施しました。本研修には池田大河さん(経済学部3年)、石黒航さん(法律学科2年)、嵯峨善晴さん(法律学科2年)、金子雄亮さん(国際学科2年)の計4名が参加しました。東京消防庁防災資料センター、防衛省(市ヶ谷)、外務省、外務省外交史料館を訪問し、国際関係や安全保障についての理解を深めました。
東京消防庁防災資料センター
――消防の歴史と防災への理解
東京消防庁防災資料センターでは、消防の歴史や防災対策について学び、特別企画展を見学しました。ここでは災害の恐ろしさを改めて認識するとともに、消防や自衛隊の連携の重要性を理解しました。 また、消防の歴史を振り返ることで、消防士が今も昔も人々の憧れであり、社会にとって必要不可欠な存在であることを実感しました。
防衛省(市ヶ谷)
――日本の安全保障と平和への願い
防衛省では、大本営地下壕跡や市ヶ谷記念館を見学し、戦時中の状況や自衛隊の役割について学びました。戦争の悲惨さや平和の尊さを改めて感じることで、日本の防衛に対する理解を深める機会となりました。 とくに、防衛省では通常は見ることのできない地下壕や記念館を見学し、戦争の歴史や防衛についての知識を深める貴重な経験となりました。
外務省と外務省外交史料館
――外交の舞台裏と未来への展望
外務省での研修は、本学の客員教授であり、現役外務省幹部の楢岡善丈氏の案内で実施されました。はじめに外務省の職務内容や組織についての説明を受け、その後若手職員の方々と懇談したり、外務省の食堂で一緒に食事をしたりしながら、仕事のやりがいやキャリアパスについて理解を深めました。
懇談を通じて学生たちは外務省に対して親近感を覚えたようです。学生からは「外務省は思っていたよりもフレンドリーでした」という声もあがりました。
また、外務省外交史料館では、幕末から現代までの日本の外交史料を見学し、日本の外交の歴史について学修しました。学生からは、「外交の歴史をさまざまな史料から学べて、とても興味深かったです」との声も聞かれ、国際社会における日本の役割と外交の重要性の認識について考えを深めました。
今回の研修では、公務員の現場の仕事を実際に体感しながら、国際関係や安全保障についての知識を深めることができました。
本学では、このような実践的な研修の場を設けて学生の成長を支援しています。 公務員を目指す高校生の皆さんにとって、ノースアジア大学でのさまざまな研修や学修は、目標に向かって進んで行くための有意義な体験となるはずです。