世界と秋田をつなぐ、架け橋になりたい
法学部国際学科 山内羽衣さん(ノースアジア大学明桜高等学校出身)
JR東日本
ゼミ研究が拓いた、グローバルな視点
国際学科を選んだのは、英語を生かして国際社会で活躍したいという強い思いからです。
3年次に所属した安全保障ゼミでは先進諸国の貧困層の子どもたちを対象とした研究を行い、イギリスの多文化教育政策に深く感銘を受けました。例えば、移民の子どもたちに対して母国語を維持しながら英語を身につける環境を提供していることや、様々な民族背景を持つ教師を採用していることなど、社会全体が多文化教育を推進している点に考えさせられました。
マルタ留学:多様な文化の中で成長
3年生の冬に一カ月半ほどマルタ島に語学留学しました。地中海の多様な文化の中で生活し自立性を育んだことは、観光英検取得の大きなモチベーションとなりました。そして帰国後、自分は社会のために何ができるのかを真剣に問うようになりました。
学生活動が育んだ、人と関わる喜び
大学では学祭実行委員会やオープンキャンパス運営など、様々な学生活動に積極的に参加してきました。特に印象に残っているのは、ノースアジア大学生として参加した伝統ある秋田の竿灯まつりです。外国人を含む大勢の観光客の熱烈な反応に感動を覚え、多くの人と協力して目標を達成する喜びを実感しました。これらの経験を通して、現場で人々と直接関わる仕事に就きたいとい考えるようになりました。
秋田を舞台に新たな価値を創造したい
ホテルや銀行など数社の選考を受けましたが「秋田を舞台に新たな価値を創造したい」という思いから、最終的にJR東日本を選びました。秋田駅という交通の要所で、訪れる全ての人に「ここに来て本当によかった!」と思ってもらえるようなイベントを開催することが目標です。留学で得た国際感覚と大学で培ったコミュニケーション能力を活かし、秋田の魅力を世界に発信していきたいと思います。
後輩へのメッセージ
就職活動で様々な企業と出会い、自分の強みや価値観を見つめながら、自分だけのキャリアを築いていきましょう。働く卒業生の話を聞くのもおすすめです。就職活動を楽しみながら、積極的に情報収集を行ってみてください。