国民を守る一員として、法の学びを生かしたい

法学部法律学科 池田幸輔(西目高等学校出身)
陸上自衛隊一般幹部候補生

法律の奥深さに触れ、視野が広がる

漠然と公務員を目指していた高校時代でしたが、法学部に進学し民法や憲法、その他の法律に触れたことで、視野が広がりました。

それまで“人を取り締まるための法律”というイメージを抱いていた憲法も、その本質は人を守ることにあるという事実に深い感銘を受け、社会で生ずる問題の解決に貢献したいと思うようになりました。

国家公務員として国と国民を守りたい

入学当初は警察官などの地方公務員を目指していましたが、法の役割や偉大さに触れるうちに、国家公務員として国と国民のために尽力したいと考えるようになりました。大学で学んだ法律の知識を生かし、国民を守る職務に就きたいと考慮した結果、陸上自衛隊を志望しました。

専門科目の試験対策は基本書の熟読

受験した公務員採用試験には、教養科目と専門科目がありました。自分の場合、教養科目は問題集を中心に、専門科目については基本書を中心に勉強しました。また、問題集はあまり手を広げず、国家試験等センターに設置されているものに繰り返し取り組みました。

新たな環境で視野を一層広げていく

入隊後は幹部候補生学校に進学します。ここでも自らの視野を一層広げていけるよう、新たな仲間と共に努力していきたいです。そして社会の課題を自分事として捉え、国民の気持ちに寄り添った支援のできる自衛隊員を目指します。

後輩へのメッセージ

日々の授業を大切にしてください。授業を理解して地道に知識を積み上げることこそが試験対策の王道であり、高得点に繋がります。また、国家試験等センターで同じ志を抱く仲間と切磋琢磨することが成長の糧となるでしょう。
これから受験を控える皆さんには、大学生として見聞を広げてから就職することをお勧めします。学外の社会人経験者の方たちと対話し、多様な生きざまや考え方に触れる機会を持ってください。そして多岐にわたる可能性を探りながら、自分の進むべき未来を見極めてください。