ホテルスタッフとして、ホスピタリティを極めたい

法学部国際学科 亀田 紗衣(能代西高等学校出身)
藤田観光(ホテル椿山荘東京)

ツーリズムの奥深さに魅せられて

一年次にたまたま受講した『観光論』でツーリズムに興味を抱きました。一言に“ツーリズム”と言っても、農業を体験し地域の人々と交流する「グリーンツーリズム」や、高齢や障がい等の有無に関わらず全ての人が楽しめる「ユニバーサルツーリズム」など、実に多様な形態のツーリズムがあるのです。その奥深さを追求していくうちに、観光業への就職を志望するようになりました。

志願するホテルへ実際に足を運ぶことの大きな意味

3年生の3月から気になっていた5つ星ホテルに履歴書を送付しはじめました。何社も受けて気づいたのは、オンラインで企業説明会に参加するのと実際に足を運ぶのとでは全く体験が違うということです。オンライン企業説明会では人事担当者としか接点がありませんが、実際にホテルに行くと客層や社風などを肌で感じることができます。もちろん秋田からの交通費がかさんでしまうという欠点はありますが。

面接では国際学科で培った英会話力を発揮

藤田観光(ホテル椿山荘東京)の2次試験の集団面接では英会話の試験もありましたが、国際学科で学んだ英語力をしっかりと示すことができました。また、利用客の国籍が多様な場所ならではの、英語が通用しないお客様へどう説明するのか、といったテストも課されました。
内定が届いたのは4月のことです。まだ職種は決まっていませんが、持ち前の人当たりの良さを生かし、まずは宿泊部でお客さまに信頼されるホテルスタッフを目指したいと思います。

後輩へのアドバイス

自分の強みを信じ、自信を持って面接に臨んでください。私が集団面接を受けたとき、隣には知名度の高い大学の学生がいて、気おくれしてしまいました。しかし、観光学ゼミで研究した内容について話したところ熱心に耳を傾けてもらい、結果的に内定を勝ち取ることができました。自分の努力は必ず評価されると誇りを持って、就職活動に臨んでください。