お客様目線で考えられる経営者を目指して

経済学科経済学部 柏崎 涼介(男鹿工業高等学校出身)
(株)ベイシア

経営に携わりたくて経済学部に進学

経営に興味があったので、入学当初から民間企業への就職を検討していました。そこで3年生の夏休みに小売業を含め5社のインターンを経験しました。

就職先となったベイシアのインターンシップでは、自社ブランドの牛乳を使ってどんな商品を開発するかというグループディスカッションがオンラインで行われました。様々な地域の学生たちが参加するワークショップは新鮮で興味深く、その時自分は進行役を務めました。

キャリアサポートではオンライン面接に特化した練習を

本格的に就職活動を始めたのは3年生の10月後半からです。インターンシップ参加した学生には早期企業説明会の案内が届く上、早期エントリーした人には一次試験免除というメリットがありました。
ベイシア本社(群馬)との面接は最終選考まで全てオンラインで行われました。キャリアセンターにエントリーシートや文章作成を手伝ってもらい、オンライン面接に特化した対策も受講しました。

自分の持ち味が業界とマッチ

3年生の1月にベイシアの内々定をもらいました。3月には他の小売業からも内定が届きましたが、ベイシアが最も自己啓発支援制度が整っている点から就職先に決めました。小売業において、接客で顧客を喜ばせたいと思う気持ちや、人をまとめるという自分の持ち味が業界とマッチしたのだと思います。
大学3年次に文化祭の模擬店リーダーに抜擢され、意見の食い違いに悩みました。人数が多いほど個々の熱量の違いをまとめていくのに苦労するものですが、「なぜ相手はそう思うのか?」と考えることで相互理解を心がけてきました。この4月からは、小売業者として常にお客さま目線で考え、買っていただける売場を作る経営者を目指していきたいと思います。

後輩へのアドバイス

自分の好きなこと、関心のあることに関連する企業のインターンシップを幅広く経験してみてください。そこからいろいろな気づきが得られるはずです。