国際空港で世界中の人々をおもてなししたい

法学部国際学科 藤嶋 美優(明桜高等学校出身)
ANA成田エアポートサービス(株)

コロナ禍で一時はあきらめた航空業界

入学当初からエアライン業界に興味がありましたが、コロナ禍で募集が激減しあきらめた時期もありました。そんな折、2年生の冬に秋田空港でキャビンアテンダント(CA)インターンシップを体験。

しかし冬季の秋田は一日数便しかないため、カウンターでのチェックイン業務はほとんどなく、CA職への魅力をあまり感じることができませんでした。そこでその後は公務員やIT企業就職も視野にいれていました。

そして大学3年生の9月に、今度は仙台空港でCAインターンシップを体験しました。実際に働いてみると、便も客数も多い仙台空港では同じ業務でも充実感が全く違いました。日本語と英語で到着アナウンスをしたり、コックピットに入らせてもらったりと、活気あふれる仙台空港での就職体験は新鮮で、これを機に志望をエアライン業界一択に絞りました。

グランドスタッフとしての内定が届く

航空業界の10社に応募しましたが、その中のCA職は一次通過できませんでした。4年生の6月にANA成田空港のグランドスタッフとして内定が届いたので、二次面接を通過したJAL新千歳空港のグランドスタッフ職は辞退しました。

動画撮影で客観的に自分を見る練習を

キャリアセンターで面接対策した際に、動画撮影された自分を見てとても早口で話していることに気づきました。練習のおかげで自信をもって面接官に自分自身を伝えることができたと思います。また、ゼミではビジネスに関する講義が多く、そこで学んだ所作や敬語の使い方なども就活に大きく役立ちました。

後輩へのアドバイス

あまり気負わないで柔軟に就活をすすめてみてください。自分自身は当初目指したCAの試験に落ちてしまいましたが、結果的に好きな仕事に就くことができました。一人で何でも抱え込んで無難さを演じるよりも、ありのままの自分を見せることも大切です。面接対策としては、客観的に自分を見る練習をすることをおすすめします。