すべての人が平等に
権利を享受できる社会を目指して

法学部法律学科 今野悠晟さん(大館国際情報学院高等学校出身)
国家公務員一般職

法律を学ぶために進学

高校時代から公務員を志しており、社会を支える法律を学びたいという想いからノースアジア大学に進学しました。2年次からは毎回異なるニュースを題材に討論する安全保障ゼミに参加しています。ここで様々な学生の多様な意見に触れたことで物事を多角的に分析できるようになり、より広い視野で社会を見ることができるようになりました。

学外の活動を通じて社会問題について考える

学外ではアルバイトやボランティア活動を通じて様々な人々と出会い、社会問題に対する関心を深めました。
所属していたボランティアサークル(厚生委員会)では海岸清掃や献血の呼びかけに関わったほか、不登校児童生徒の支援として一緒にバスケットをしたこともあります。彼らとの交流を通じて個性を尊重することの大切さを実感したことで、社会に対してどのように貢献できるのか真剣に考えるようになりました。

不登校児童生徒と交流を図る

県庁インターンシップを通じて決意を新たに

3年次に秋田県庁の保健・疾病対策課でインターンシップを経験しました。そこでは難病患者支援のために企画された、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の相談会に同席する機会がありました。不治の病と闘う患者さんの生の声は胸に響き、公務員として支援を必要としている人々に寄り添いたいという思いが一層強まりました。

試験合格までの道のり

一年次から貸与された国家試験等センターの個人学習机(キャレル)で公務員試験対策や資格試験対策に空き時間を費してきました。3年生の2月にはアルバイトを辞め、試験勉強に全力を尽くしました。4年生の5月から公務員試験の一次試験が始まり、7月の2次試験を経て内定が届いたのは8月半ばのことです。

国家試験等センターで試験勉強に励む

平等な社会の実現に、法の力で貢献したい

4月からは社会人として新たな一歩を踏み出します。この4年間で培った法の知識を生かし、性別や年齢に関わらず、すべての人が平等に権利を享受できる社会の実現に貢献していきたいと思います。

後輩へのメッセージ

公務員を目指す皆さんへ。勉強はもちろん大切ですが、それだけでなく様々なことに挑戦し、自分自身の可能性を広げてください。興味のあることに積極的に取り組むことで、必ずや成長につながるはずです。そして、3年生の夏休みからは試験対策に集中できるよう、早めに単位を取得することを心がけてください。

将来、皆さんと一緒により良い社会を築いていけることを願っています。