法律学をベースに国家公務員総合職・一般職、国税専門官、財務専門官などの専門職の国家公務員、自衛官、県庁や市役所の職員などの地方公務員、警察官・消防士など、人と生活を支える公務員を育成します

 


 

公務員試験合格までの4年間

充実した公務員試験対策

  • 公務員ガイダンス
    公務員試験の基本的な仕組みや勉強方法を確認します。
  • 習熟度テスト
    各自がどのレベルに達しているか定期的に確認します。
  • 公務員試験ブートキャンプ
    習熟度に応じて、集中して試験問題に取り組むことで学力の向上を図ります。
  • 個別指導を含む徹底した試験対策
    教養試験・専門試験対策のほか、面接・小論文対策などの個別指導を行い、合格まで徹底支援します。
  • 公務員インターンシップへの参加
    実際の仕事を体験し、働く際に必要な力を理解します。

    目指せる進路 国家公務員、地方公務員、自衛隊幹部候補生、警察官、消防士 など
    推奨科目一例 公共政策論、公務員のための英語講読、公務員になるための法律、判断推理、数的推理 など

公務員コースの学びの特色

公務員として活躍できる人材の育成を目指して、憲法、行政法、地方自治法、行政学、政治学、都市政策論、地域政策実習などの科目をコース科目として提供しています。講義や少人数のゼミナールを通じて、さまざまな問題を解決できる思考力とモノの見方を養います。

特別指導による公務員試験対策

「公務員コース」所属学生は、本学の国家試験等センターの研究室に入り、正課授業とは別に特別指導を受けることができます。こうした国家試験等センターとの連携によって、国家公務員や地方上級職(県庁・市役所)をはじめ多数の合格者を輩出しています。

集中して勉学に取り組むためのキャレルを付与

「公務員コース」のすべての学生には、集中して勉学に取り組んでもらうため、研究室に自分専用の固定席が付与されます(土日および長期休暇中も利用可能)。研究室のあるフロアーには多数の問題集や参考書があり、自由に閲覧することが可能です。

授業紹介

行政法

国や公共団体の活動は法の定めに従って行われます。しかし、公務員が法に違反する行為をうっかりしてしまい、それによって国民の権利を傷つけてしまうこともあります。そうした場合に、違法に権利を傷つけられてしまった国民は、どのような方法でその回復や賠償を得ることができるのでしょうか。この授業は、こうしたしくみについて学習します。

日本国憲法(人権)

日本国憲法(人権)は、国家と国民との関係を定めた基本法です。人権は人間として当然に持っている権利ですが、現実の社会ではどこまで人権が保障されるのか、あるいは制約されるのかが問題となります。そのことを、具体的事件や裁判例を踏まえつつ考察していきます。

国際関係論

国際関係論の基礎概念と現在の国際政治と歴史について学びます。また、現代の国際関係における諸問題について考察します。国際関係のニュースなどもチェックしながら広い視点から一緒に国際問題を考え、学んでいきます。

政治学(生活と政治)

現代において、政治の役割はますます高まっています。国会周辺の活動を中心に報道されるために遠い存在のように感じますが、私たち国民や民間企業も政治に深く関わるとともに、政治から多くの影響を受けています。この授業では、「身近な」ところから政治について学んでいきます。

公務員のための英語講読ⅠⅡ

公務員試験には基礎能力試験(教養試験)に必ず英語が出題されます。近年は、専門試験で出題するところも増えています。この授業では、公務員試験に出題された英文を使って、公務員試験で必要な英語を「読む力」を養います。

公務員参観

公務員の働く現場を肌で感じることで、実際の業務への理解を深めます。実際に働く人の声を直接聞くことは、受験のモチベーション維持にも繋がります。

社会活動

学生時代の社会活動の経験は、面接試験等で必ず問われます。この科目では、除雪活動などのボランティア活動を通じて、公務員に必要な「全体の奉仕者」としての資質を磨きます。 また、ボランティア活動を通じて、地域の諸課題を見つけることにも役立つ科目です。

ゼミナール発表会で政策展開力アップ

身に付く知識と力

  • 基礎能力試験(教養試験)に対応する基礎学力
  • 専門試験で通用する法的知識
  • 論述試験で適切に解答できる法的思考力
  • 面接試験で活かされる対応力
  • ボランティア等を通じて得られる「全体の奉仕者」としての心構え