お知らせ

[雪国民俗館] 第11回民俗学シンポジウムを開催 -テーマは「食と文化」-

12月12日に、第11回民俗学シンポジウムを開催しました。

 

近年は食文化への関心が高まり、新聞には郷土料理や伝統料理、旬の食材を用いた献立や調理法、そして各国の料理等が紹介されています。テレビでも各地の飲食店や料理が紹介され、各種食材を扱う通販CM等も流れています。書店では食に関する沢山の本が並び、どの本を選ぶのか迷うほどです。

また本館には、食に関する民具(食器具類)が多数所蔵されており、一部は展示しています。

これらのことから、今年度のテーマは「食と文化」とし、雪国民俗館館員が、それぞれの専門の視点から報告を行いました。

 

 

各パネラーからの報告概要は次のとおりです。

 「食器具考-雪国民俗館所蔵品から-」(鎌田幸男:ノースアジア大学 経済学部特任教授)

 「しいたけ生産と食習慣の地域性」(村中孝司:ノースアジア大学 経済学部准教授)

 「『食べられる』という心理から考える命と食育」(瀧澤純:ノースアジア大学 法学部准教授)