令和6年度北東北大学野球 春季リーグ戦(1部)


試合

対戦相手

日程

結果

 10

 八戸学院大学

    ※盛岡南公園野球場
   (きたぎんボールパーク)

 4/13

 ● 1-3

 4/14

 ● 6-7

 富士大学

    ※軽米町営野球場
   (ハートフルスポーツランド)

 4/20

 〇 3-2

 4/21

 ● 0-5

 青森中央学院大学

    ※種市オーシャン・
     ビュー・スタジアム

 4/27

 〇 7-2

 4/28

 ● 2-3

 岩手大学

    ※青森県営野球場

  5/4

 〇 2-0

  5/5

 〇 4-2 

 青森大学

    ※弘前市運動公園野球場
   (弘前はるか夢球場)

 5/11

 〇 1-0

 5/12

 〇 3-2

 

● 4月13日 対 八戸学院大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
八戸学院大学 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 3
ノースアジア大 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1

橘髙・佐々木(湧)・齋藤・宮脇  - 五十嵐

3塁打 - 中川

先発の橘高

タイムリースリーベースを放った中川

俊敏な守りを見せる佐藤(大)

戦い終わって


◎ 試合経過

4月13日、北東北大学野球連盟(1部)の春季リーグ戦が開幕し、本学は初戦で八戸学院大学と対戦した。


互いの先発投手が好投し無得点のまま進むが、4回裏に試合は動く。


先頭の4番吉田が四球を選び出塁。その後、相手投手の一塁への牽制が乱れ盗塁に成功し無死2塁の先制点のチャンスをつくる。

1死後、6番中川がライト前タイムリースリーベースヒットを放つ。三塁走者が還り、1対0と試合をリードする。


その後、両学共に投手の好投と好守備で攻めきれず、膠着状態が続くが、本学は9回表に同点に追いつかれ、試合はタイブレークに突入する。

10回表。本学は1死満塁からセンターへの2点タイムリーで逆転を許す。そして10回裏の反撃は惜しくも得点に結びつかず、1対3で試合は終了。

本学は春季リーグ初戦を勝利することができなかった。



キャプテンの渡邊のコメント
「投手の頑張りを打者がカバーしきれなかった。明日はしっかりと気持ちを切り替えて勝利できるよう頑張りたい。 」





 

● 4月14日 対 八戸学院大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
ノースアジア大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 3 1 6
八戸学院大学 0 2 0 0 0 0 0 0 0 3 2x 7

鎌田  - 五十嵐

一人で投げぬいた鎌田

10回吉田のスクイズ

スクイズが決まる

戦い抜いた選手たち


◎ 試合経過

4月14日。北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第2戦にて、本学は初戦に続き、八戸学院大学と対戦した。

本学は2回裏に先制され、2点を追いかける形となる。

その後、両学共に得点に結びつけることができないまま0対2で迎えた7回表。本学の反撃が始まる。

先頭の7番今野がレフト前ヒットを放ち出塁。続く8番本田の打球は相手投手の前に転がり、1塁走者は封殺となるが、今野は出塁し、1死1塁となる。

9番代打千田の打球は相手ショートへ転がるが、2塁への送球が乱れ1塁走者は3塁へ進む。その間に打者も2塁へ進塁し、1死2、3塁のビッグチャンスを迎える。

ここで1番佐藤(大)がスクイズ。3塁走者が生還し1点を返す。さらに2塁走者も3塁へ進み、2死3塁となおもチャンスは続く。

そして、相手投手が暴投。その機を逃さず3塁走者が生還。本学はこの回2点を返し2対2。試合は振り出しに戻る。


その後、試合は2対2のままタイブレークに突入。

10回表。先頭の1番佐藤(大)がバントヒットで出塁。無死満塁のビッグチャンスを迎える。

ここで、2番渡邊がスクイズ。初球を一塁側へ転がすと3塁走者が生還。1点を勝ち越し、3対2。なおも1死2、3塁とチャンスは続く。


続く3番長尾がライトへのタイムリーを放ち、さらに1点を追加。4対2、1死1、3塁となったところで、4番吉田がスクイズ。打球が相手投手前に転がる間に3塁走者が生還。本学は5対2とリードを広げた。


しかし、10回の裏に3点を失い5対5の同点に追いつかれ、試合は再度振り出しに戻る。


11回表。先頭6番中川が送りバントを成功させ、1死2、3塁となる。

続く7番今野も送りバントで打球が相手投手前に転がる間に3塁走者が生還。本学は6対5と再びリードする。


しかし、11回裏に2点を失い6対7で試合は終了。本学は八戸学院大学に勝利することができなかった。


キャプテンの渡邊のコメント
「惜しい試合だったが、最後は相手の粘りに負けてしまった。6得点することはできたが、その他にも得点できるところはあったと思う。今日の教訓を生かし、これからの試合ではチャンスを逃さないよう、しっかり対策をして、次からの試合に臨みたい。 」





 

● 4月20日 対 富士大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士大学 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2
ノースアジア大 0 0 0 1 0 2 0 0 x 3

高橋(柊) 、宮脇  - 五十嵐

粘りの投球を見せた先発の高橋

打球に飛びつく小嶋のファインプレー

同点に追いついた吉田のホームイン

決勝点をあげた本田のスクイズ


◎ 試合経過

4月20日。北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第3戦にて、本学は富士大学と対戦した。


試合は4回裏、本学の攻撃から動く。

1死から6番中川が死球を受け出塁。続く7番千田が送りバントを成功させ、2死2塁のチャンスをつくる。ここで、8番本田がライト前にタイムリーヒットを放ち1点を先制。1対0となる。

5回表に2点本塁打で逆転を許し、1対2と1点を追う立場となるが、6回裏に本学は反撃を開始する。

先頭の4番吉田がライト前ヒットで出塁すると、5番五十嵐が送りバントで1死2塁とする。6番中川がライト前ヒットで出塁。さらに盗塁で1死2、3塁のビッグチャンスを迎える。

続く7番今野の投手へのバントヒットが成功。3塁走者が還り2対2の同点に追いつく。

さらに1死1、3塁とチャンスは続く。


ここで、8番本田がスクイズ。打球が相手投手へ転がる間に3塁走者が生還。本学は3対2と逆転に成功する。


その後、本学は相手に追加点を許さず、3対2で富士大学に勝利した。



先制点と逆転に貢献した本田選手のコメント
「4回先制点のヒット、そして6回逆転のスクイズ。どちらも走者がいる状況で結果を残すことができた。
チームの勝利に貢献できたことがとても嬉しい。
今後もどのような流れの試合になっても、しっかりと自分たちの野球をしていきたい。 」


キャプテンの渡邊のコメント
「なかなか勝てなかった中で流れを変える試合をすることができて良かった。
2ランで逆転された時に4年生が引っ張ってくれたこと。そして、何よりもスタンドからの応援で勇気づけられた。そのおかげで流れを相手に持っていかれないようにすることができた。とても感謝している。
これからもしっかり勝利に向けて頑張りたい。」





 

● 4月21日 対 富士大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
富士大学 0 0 0 1 3 1 0 0 x 5

鎌田、寺田、宮脇  - 五十嵐

いざ戦いへ

先発の鎌田

この試合2安打の今野

背面キャッチする小嶋のファインプレー


◎ 試合経過

4月21日。北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第4戦にて、本学は昨日に引き続き富士大学と対戦した。

本学は1、2、3、4回表に得点圏まで走者を進めるが得点できず、4回裏に本塁打を許し1点を先行される。

その後5回裏に2点、6回裏に1点の追加点を許し5点を追う展開で7回表を迎える。


7回表2死から、9番小嶋がライトへのヒットを放ち、2死1塁。その後小嶋は2塁への盗塁を成功させ、2死2塁とチャンスをつくる。

ここで、1番佐藤(大)がセンターへヒットを放ち2死1、3塁とチャンスを広げる。

しかし、惜しくも得点に結びつけることができず、そのまま試合は終了。

本学は0対5で富士大学に勝利することができなかった。



キャプテンの渡邊のコメント
「序盤のチャンスを生かすことができず先制できなかった。また、守備も乱れて得点を許してしまった。
原点に戻り、守備と打撃練習を正確にしっかりと行い、次の試合では先制点をとり、攻撃のリズムをつくって勝利できるよう頑張りたい。」





 

● 4月27日 対 青森中央学院大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大 0 1 0 0 0 2 0 4 0 7
青森中央学院大 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2

鎌田 、宮脇  - 五十嵐、田村

3塁打 - 下沢

2塁打 - 吉田

力投を見せた先発の鎌田

小嶋の先制タイムリー

勝ち越しタイムリー三塁打の下沢

戦い終わって


◎ 試合経過

4月27日。北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第5戦にて、本学は青森中央学院大学と対戦した。


試合は2回表の本学の攻撃から動き出す。1死から5番吉田が四球を選び出塁すると、6番佐藤(大)が送りバントを決め2死2塁。さらに7番下沢、8番五十嵐が共に四球を選び出塁し、2死満塁のビッグチャンスを迎える。ここで9番小嶋がライトへのタイムリーを放ち1点を先制。1対0となる。


5回裏に同点に追いつかれ、1対1で迎えた6回表。1死から6番佐藤(大)がセンターへ打球を運ぶと相手野手がファンブルし、その間に佐藤(大)は2塁まで進む。ここで7番下沢がセンターの頭上を越えるタイムリースリーベースヒットを放ち1点を勝ち越し2対1。なおも1死3塁のチャンスは続く。さらに8番五十嵐がレフトへのタイムリーを放ち1点を追加し3対1。本学は引き離しにかかる。


8回表。先頭7番下沢が四球を見極め出塁すると相手投手が暴投。その機を逃がさず2塁に進み無死2塁となる。続く8番五十嵐もフルカウントから四球を選び無死1、2塁。ここでも相手投手が暴投し無死2、3塁となる。さらに9番小嶋も四球で出塁し、無死満塁のビッグチャンスを迎える。

ここで、1番土田がスクイズを決め、1点を追加し4対1。打者は封殺されるが、それぞれの走者は進塁し1死2、3塁とチャンスは続く。

そして2番今野がバントを決め1点を追加。打者も出塁し5対1、1死1、3塁となったところで、1塁走者が盗塁に成功。1死2、3塁となる。

2死後、4番渡邊がセンターへのタイムリーを放ち1点を追加。6対1で2死1、3塁とチャンスは続く。さらに相手投手の暴投により3塁走者が生還。7対1と試合を決定づける。


その後、9回裏に1点を返されるが本学は逃げ切り、7対2で試合は終了。本学は第5戦を勝利した。




6回表、タイムリースリーベースヒットで勝ち越し点をあげた下沢のコメント


「5回に同様のチャンスを生かすことができなかったので、今度は『後に繋げなければ』という気持ちで打席に立った。そして、内側から入ってくるスライダーを思いきり叩いた。打った瞬間には外野フライかなと思ったが、相手センターが前寄りの守備位置をとっていたので頭上を越える形となり、タイムリーの三塁打となった。


自分にとってもチームにとってもその後の良い流れをつくるきっかけになったことがとても嬉しい。明日も気持ちをしっかりとつくって勝利に向けて頑張りたい。」






 

● 4月28日 対 青森中央学院大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
青森中央学院大 0 1 0 0 0 0 1 0 1 3
ノースアジア大 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2

高橋(柊) 、 宮脇 、 高橋(健)  - 田村

3塁打 - 佐藤(大)、土田

2塁打 - 佐藤(大)

先発の高橋

2回、佐藤(大)の三塁打

9回裏、土田のタイムリー三塁打

9回裏に1点を返す


◎ 試合経過

4月28日。北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第6戦にて、本学は青森中央学院大学と対戦した。

 

試合は、2回表に1点を先行され追いかける形となったが、本学は5回裏に反撃を開始する。

先頭の9番小嶋が四球を選び出塁。1死後、2番今野がライトへのタイムリーを放ち1点を返し、1対1の同点に追いつく。

 

その後、7回表と9回表にそれぞれ1点づつ失い1対3で迎えた9回裏。

先頭の8番長尾が四球で出塁し、無死1塁となる。1死後、1番土田がセンターへのタイムリースリーベースヒットを放ち、1点を返し2対3。なおも1死3塁とチャンスは続く。

 

しかし、惜しくも後続が続かずこのまま試合は終了。本学は第6戦を勝利することができなかった。

 


キャプテンの渡邊のコメント


「今日の試合ではバント等を決め切れない場面があった。まだまだチームとして課題が多くあることを感じた。これからしっかり準備して、残る4戦を全勝できるようにチーム一丸となって臨みたい。」





 

● 5月4日 対 岩手大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大 0 1 0 0 0 0 0 0 2 2
岩手大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

鎌田  -  吉川

完投完封した鎌田

待望の先制点が入る

タイムリーヒットを放つ吉川

戦い終わって


◎ 試合経過

5月4日、北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第7戦にて、本学は岩手大学と対戦した。

試合は序盤より先発鎌田投手の好投と野手らの好守備で相手に得点を与えない一方、攻撃では初回から8回まで毎回走者を得点圏に進めるが攻めきることができず、0対0のまま9回表の本学の攻撃を迎える。

9回表。先頭3番中川がフルカウントから四球を見極め出塁。4番吉田がライトへのヒットを放ち無死1、2塁となる。続く5番渡邊はバントした打球を相手一塁手が野手選択している間に出塁し、無死満塁の大きなチャンスが訪れる。

1死後、7番長尾が四球を選び押し出しで先制し、1対0。なおも1死満塁のチャンスは続く。ここで8番吉川がセンターへのタイムリーヒットを放ち、さらに1点を追加。2対0となり試合を決定づける。

そして9回裏。先発の鎌田が最後まで踏ん張りを見せ投げ切り、今季初完投完封。本学は2対0で岩手大学に勝利した。


完投完封した鎌田投手のコメント

「今日はストライク先行の良いカウントで勝負できる試合にしようとマウンドに立った。ロースコアだったが、自分の中で我慢して投げることができたことは良かったと思う。少しヒットも打たれたが、全般的には良く抑えられたのではないかと思っている。

これまでの試合では接戦で落とすゲームもあった。来週の試合ではそれらの反省を生かしたい。相手は青森大学。とても打撃力があるチームなので、とにかく腕を振って投げたい。

今リーグ勝ち越しのかかった大事な試合なので頑張りたい。」

 





 

● 5月5日 対 岩手大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
岩手大 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
ノースアジア大 0 0 0 1 2 0 0 1 × 4

宮脇 - 吉川

本塁打 - 佐藤(大)

3塁打 - 今野、渡邊

2塁打 - 佐藤(大)

完投した宮脇 

今野の同点スライディング 

勝ち越し適時三塁打の渡邊

佐藤(大)の公式戦初本塁打


◎ 試合経過

5月5日、北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第8戦にて、本学は昨日に引き続き岩手大学と対戦した。試合は4回表に先行され、2点を追う形となったが、本学は4回裏にすぐさま反撃を開始する。

4回裏。先頭の4番吉田が相手捕手のエラー絡みで2塁まで進み、無死2塁となる。続く5番渡邊がレフトへのヒットを放ち無死1、2塁のチャンスをつくったところで、6番佐藤(大)が送りバントを成功させ、1死2、3塁とチャンスを広げる。ここで7番長尾がバントヒットで出塁。三塁走者が還り1対2となる。

続く5回裏。1死から2番今野がライトへの3塁打を放つと、3番中川が死球を受け出塁し1死1、3塁のチャンスをつくる。ここで、4番吉田がスクイズを決め、2対2の同点に追いつく。

さらに6番渡邊がセンター越えの勝ち越しタイムリースリーベースヒットを放ち1点を追加。本学は3対2で逆転に成功する。

8回裏。先頭の6番佐藤(大)がフルカウントから力強く打った打球はライトフェンス越えのソロホームランとなり4対0。試合を決定づける。

そして9回表。先発の宮脇が最後まで投げ切り完投し、本学は4対2で岩手大学に勝利した。


8回にソロホームランを放った佐藤(大)のコメント

「インコースのカットボールを思いきり振りぬけたので、ホームランに繋がったと思う。人生初のホームランだった。とても嬉しい。来週の試合もぜひ頑張りたい。」


5回に勝ち越しタイムリー三塁打を放ったキャプテンの渡邊のコメント

「今日はヒットが打てていなかったので、5回の勝ち越しタイムリー三塁打を打てたことはとても嬉しかった。

ボールは低めの変化球だったが、米村コーチからそのコースに来た時の打ち方を教わっていたので、それが役立ったと感じている。  

一年生もだいぶ慣れてきて活躍してくれているし、4年生もチームをすごく引っ張ってくれているので、今チームはすごく良くなってきている。

このままの調子を保ち、残る2試合をしっかり準備してチーム一丸となって勝利に向けて頑張りたい。 」





 

● 5月11日 対 青森大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
青森大 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ノースアジア大 0 0 0 0 0 0 0 0 1

鎌田 - 吉川

3塁打 - 今野

完投完封した鎌田(本リーグ2回目)

決勝タイムリーを放った佐藤(大) 

サヨナラ勝利に沸き立つ選手たち

戦い終わって


◎ 試合経過

5月11日、北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第9戦にて、本学は青森大学と対戦した。

試合は互いに投手の粘りと野手の好守備に阻まれ相手を攻めきれない展開が続き、0対0のまま最終回の本学の攻撃を迎える。

9回裏。先頭の4番吉田がフルカウントからセンターへのヒットを放ち出塁すると、5番吉川が初球をバント。打球は三塁側へ転がり一塁走者は2塁へ進塁。本学は1死2塁のビッグチャンスを迎える。

ここで、6番佐藤(大)が1B1Sからフルスイング。打球は相手ライトの頭上を越えフェンスを直撃し、2塁走者がホームイン。本学は1対0で青森大学にサヨナラで勝利を収めた。

なおこの試合、先発の鎌田が最後まで投げ切り、本リーグ戦2回目の完投完封勝利を挙げた。 


サヨナラ決勝打のタイムリーを放った佐藤(大)のコメント

「このままでは延長にはいってしまう。初回から点を取れない状況で延長にもつれこむのは避けたかったので、ここで決めたいという気持ちで打席に入った。

先頭で吉田選手がしっかり打ってくれて、その直後に吉川選手が初球に一発でバントを決めてくれたので良い流れで打席に立つことができた。また、自分の後には下沢選手が控えており、自分がだめでも下沢選手が決めてくれるという想いもあったので、気負うことなく臨むことができたと思う。そのおかげでしっかりと自分のスイングで振りぬくことができたことが結果に繋がったのだと思う。

明日は最終戦。しっかりと結果を残したい。 」


キャプテンの渡邊のコメント

「今日の試合では、鎌田投手が本当に粘ってくれて、最後は4年生の佐藤大地選手が決めてくれて良かった。また、他の皆も良く打ってくれたと思う。

 明日は春季リーグ最終戦。しっかり打って勝利して、秋シーズンにつなげていけるよう頑張りたい。 」





 

● 5月12日 対 青森大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大 0 0 0 0 0 2 0 0 1 3
青森大 0 0 0 0 0 0 2 0 0 2

宮脇 - 吉川

3塁打 - 土田

2塁打 - 小嶋

完投した宮脇

中適時三塁打を放った土田

小嶋の勝ち越しのホームイン

盛り上がるベンチ


◎ 試合経過

5月12日、北東北大学野球連盟(1部)春季リーグ第10戦にて、本学は昨日に引き続き青森大学と対戦した。

本学は序盤から毎回スコアリングポジションまで塁を進めるも攻めきれず、得点に至らないまま膠着状態が続いたが、6回に試合は動く。

6回表。先頭6番佐藤(大)の打球はセンター前へ落ちるが、相手野手の送球が乱れ、ボールは1塁後方へと転がる。その機を逃さず佐藤は2塁まで進み無死2塁のチャンスをつくる。続く7番長尾が送りバントを成功させ、1死3塁とチャンスを広げる。

さらに8番渡邊がフルカウントから四球を見極め出塁。1死1、3塁となったところで渡邊が2塁への盗塁を果たし1死2、3塁のビッグチャンスを迎える。

2死後。ここで、1番土田がセンターオーバーのタイムリースリーベースヒットを放ち2点を先制。2対0となる。

その後、7回裏に同点に追いつかれ2対2の振り出しに戻るが、9回に本学の打線は再度動き出す。

9回表。先頭の9番小嶋が内野安打で出塁。1番土田が送りバントを決め1死2塁の追加点のチャンスをつくる。

ここで2番佐藤(雄)がレフトへタイムリーヒットを放つ。二塁走者が還り3対2。本学は勝ち越しを果たす。

そして、9回裏。先発の宮脇が最後まで投げ切り、相手に追加点を与えず試合は終了。

本学は青森大学を3対2で下し、本リーグ6勝4敗、第3位の成績を収めた。


中適時三塁打を放った土田選手のコメント

「自分の後に繋がなければという想いで打席に入った。チェンジアップを思い切り打った瞬間、二塁打は確定で2点入ったのではと思った。チームに貢献できてとても嬉しく思う。

 今リーグは、大学で初めての試合だったので緊張するかなとも思ったが全く緊張しないで自分のプレーができたことが結果につながったのではないかと思っている。次は新人戦。もし、出場できたら今の自分のできる全ての力を発揮してチームに貢献したい。 」


完投した宮脇投手のコメント

「最初はしっかりと投げられていたが、やがて少しバテてきて、甘いコースを打たれたりした。しかし野手がしっかり守ってくれたので嬉しかった。

また、味方が点を先に取ってくれたおかげで自分は楽に投げることができた。本当に感謝しかない。

今日は完投できるとは思っていなかったが、行けるところまで行けという指示であった。味方が9回に1点取ってくれたので、あとは自分で締めなければという気合で最後まで投げきることができた。

秋のリーグ戦は春リーグの成績を超えることができるように頑張りたい。 」


キャプテンの渡邊のコメント

「今日の試合は投手がすごく頑張ってくれたおかげで何とか全員で勝ち切ることができた。途中同点に追いつかれた時もみんなで声を出し合い『まだまだ大丈夫だぞ』という望みを捨てない姿勢のおかげで勝利できたのだと思う。

このリーグ戦は前半につらい試合が続いたが、最後は勝ち切れて3位になれた。キャプテンになって初めてのリーグ戦で3位の成績を収めることができたことはとても嬉しく思う。

今後は秋リーグに向けて準備をしなければならない。春リーグ戦で気づいた課題はとても多いが、その中でも打撃力の強化が必要だ。特に『ここぞの場面』での勝負に弱い部分を克服しなければならない。基本に立ち返り一から再度練習したいと考えている。

今回、春季リーグ戦第3位という成績を収めることができたのは、理事長先生をはじめ、学校関係者の皆さんの様々なサポートのおかげだと思う。とても感謝している。秋季リーグ戦で恩返しができるようにチーム一丸となって頑張りたい。 」