令和3年度北東北大学野球 秋季リーグ戦(1部)


最多本塁打賞

葛西健太郎(3年)

【初受賞】

最多打点王

葛西健太郎(3年)

【初受賞】

試合

対戦相手

日程

結果

 7

 青森大学
 八戸学院大学
 青森中央学院大学
 盛岡大学
 富士大学
 岩手大学
― 優勝決定戦 ―
 富士大学

 9/19
 9/20
 9/25
 9/26
 10/2
 10/9

 10/21

 ○ 3-2
 ○ 8-5
 ○ 8-0
 ○ 2-1
 ● 3-6
 ○ 5-0

 ● 3-8


 

● 9月19日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
青森大学 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 2
ノースアジア大学 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1X 3

橘高―五十嵐新

 

    10回を完投した先発橘高     レフトオーバーのツーベースを放った 安達 

 

    逆転ツーランホームランの葛西       延長10回の勝利! 笑顔でホームイン    


◎ 試合経過

9月19日、雨で1日順延となった北東北大学野球連盟(1部)の秋季リーグ戦が開幕し、本学は初戦で青森大学と対戦した。

2回に1点を先制されたが、本学は4回に反撃。2死から8番安達がレフトオーバーのツーベースを放ち、同点のチャンス作った。続く9番葛西のレフトへの逆転ツーランホームランで2対1と勝ち越した。

5回に2対2の同点に追いつかれたが、6回以降は先発の橘高が相手打線を無失点に抑えた。

試合は、9回を終えて2対2の同点で延長タイブレークに入った。

10回、相手の攻撃を0点に抑えた本学。その裏の攻撃で1番佐藤のバントを相手捕手が送球エラーし無死満塁のサヨナラ勝ちのチャンスを作った。続く2番山下が相手投手の投球を見極めて四球を選び、押し出しで1点を追加。3対2のサヨナラ勝ちで開幕戦をものにした。

橘高は10回を投げ切り2失点の好投でリーグ戦初勝利をあげた。

 

 

● 9月20日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大学 0 0 2 5 0 0 1 0 0 8
八戸学院大学 1 3 1 0 0 0 0 0 0 5

宮城、鎌田、松平―五十嵐新

二塁打:五十嵐冬2、葛西、吉田

 

ロングリリーフで好投した松平        逆転タイムリーの田村      

 

  4点目のホームイン・安達            勝利を喜ぶ選手たち    


◎ 試合経過

9月20日、秋季リーグ(1部)第1週2日目は、一戸町総合運動公園野球場で八戸学院大学と対戦した。

試合は、1回、2回に失点し0対4と苦しい展開で始まった。本学は3回、先頭の9番葛西がセンターにツーベースを放ち反撃開始。1番佐藤が四球で出塁、続く2番山下の送りバントで1死2・3塁とチャンスを広げた。ここで3番吉田がセンター前にタイムリーヒットを放ち、2対4と追い上げた。

3回裏に1失点したが、続く4回は、7番下沢が死球で出塁し8番安達がライト前ヒットを放ち無死1・2塁と追加点のチャンスをつくる。1死後、1番佐藤のバントヒットで満塁とし、続く2番山下が冷静に四球を選び、押し出しで1点を追加。さらに3番吉田のセンターへのタイムリーツーベース、4番田村のライトへのタイムリーヒットで7対5と一気に逆転した。

7回には、5番五十嵐冬がライトにツーベースを放ち、無死2塁。続く6番五十嵐新が送りバントを決めて走者を3塁に進めた。ここで7番下沢の内野ゴロを相手野手が送球エラーをする間に1点を追加。8対5と八戸学院大学を突き放した。

試合は、このまま進み本学が勝利し、開幕2連勝を飾った。

投手陣は、宮城、鎌田、松平の3人で継投。3回途中からロングリリーフした松平は、粘りのピッチングを見せて6回2/3を1失点に抑えた。

 

 

● 9月25日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7
ノースアジア大学 0 1 0 1 3 0 3 8
青森中央学院大学 0 0 0 0 0 0 0 0

橘高―五十嵐新

二塁打:下沢、佐藤
本塁打:葛西

 

7回無失点の先発橘高           先制タイムリーの山下 

 

試合を決めた葛西のホームラン         2安打・好リードの五十嵐新  


◎ 試合経過

9月25日、秋季リーグ(1部)第2週1日目は、岩手県営野球場で青森中央学院大学と対戦した。

本学は2回、7番の五十嵐新が四球で出塁。続く8番岩澤の送りバントと9番下沢の内野ゴロで2死3塁と先制のチャンスをつくった。さらに1番佐藤が四球で出塁し、2死1・3塁。ここで2番山下がセンター前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制した。

4回には、先頭の8番岩澤のライト前ヒット、9番下沢の死球で無死1・2塁の追加点のチャンスをつくった。続く1番佐藤が送りバントを決めて2・3塁に走者を進めた。さらに2番山下が四球を選び1死満塁とチャンスを広げる。2死後、4番田村への死球で1点を追加。2対0とした。

続く5回、6番の葛西の四球、7番五十嵐新のライト前ヒットで、無死1・2塁と再び追加点のチャンスをつくった。1死後、9番下沢のセンターオーバーのタイムリーツーベースヒットと1番佐藤の右中間へのタイムリーツーベースヒットで2点を追加。なおも1死2・3塁で2番山下がスクイズを決めて1点を追加し、5対0と青森中央学院大学を突き放した。

そして7回、2死から4番田村、5番五十嵐冬の連続ヒットで2死1・2塁のチャンスをつくった。ここで6番葛西がレフトへ今季自身第2号のスリーランホームランを放ち、8対0とした。

本学は、その裏の相手の攻撃を0点に抑え、8対0で7回コールド勝ち。開幕からの連勝を3に伸ばした。

先発の橘高は3者連続奪三振を含む7回8奪三振、無失点の好投を見せた。攻撃陣も好調で2試合連続2桁安打を記録した。

 

 

● 9月26日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
盛岡大学 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
ノースアジア大学 0 0 0 0 2 0 0 0 X 2

鎌田―五十嵐新


◎ 試合経過

9月26日、秋季リーグ(1部)第2週2日目は、岩手県営野球場で盛岡大学と対戦した。

試合が動いたのは5回、7番五十嵐新のレフト前ヒット、続く8番岩澤の送りバントを相手投手が悪送球し無死1・3塁の先制のチャンスをつくった。さらに岩澤は盗塁を成功させて2・3塁とした。

ここで9番下沢がスクイズを決めて1点を先制。なおも1番佐藤がレフトにタイムリーヒットを放ち1点を追加し、2対0と盛岡大学を突き放した。

その後は、両チーム得点なく試合は進み、2対0のまま9回に入った。

本学は、9回に1失点したものの、後続を断ち2対1で勝利。開幕か4連勝で首位をキープした。

先発した鎌田、テンポの良い投球で9回を投げ切り相手打線を散発3安打、1失点に抑えた。

 

 

● 10月2日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ノースアジア大学 0 0 0 0 0 0 1 2 0 3
富士大学 3 0 0 0 1 0 0 2 0 6

橘高、鎌田、松平―五十嵐新

 

ロングリリーフで好投した鎌田       追加点のタイムリーを放った葛西  

 

2安打の吉田と下沢           ベンチから声援を送る選手たち


◎ 試合経過

10月2日、秋季リーグ(1部)第3週1日目は、岩手県営野球場で富士大学と対戦した。

試合は1回、5回に失点し4点を追いかける展開となったが、7回1死後、7番五十嵐新が四球、代打岸田が死球で出塁し1死1・2塁とし、反撃開始。そして9番下沢のレフト前ヒットで満塁のチャンスをつくり、1番佐藤の内野ゴロの間に3塁走者が生還し1対4とした。

さらに反撃は続き、8回2番山下のライト前ヒット、3番吉田の四球、4番田村のセンター前ヒットで無死満塁のチャンスをつくった。ここで5番葛西の右中間へのタイムリーヒットと相手野手の悪送球で2点を追加。3対4と1点差に追い上げた。

しかし、その裏に相手の攻撃で2失点し3対6となり、今季初黒星を喫した。

この試合、ロングリリーフをした鎌田が粘りのピッチングで5回2/3を1失点に抑え、さらに攻撃陣では、3番吉田、9番下沢が2安打するなど1年生が本学の反撃は、活躍を見せた。

 

 

● 10月9日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
岩手大学 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
ノースアジア大学 1 0 0 1 0 0 0 3 X 5

鎌田―五十嵐新

 

9回を完封 先発鎌田          2安打2打点の活躍 安達 

 

追加点のホームインを喜ぶ吹田       2試合連続2安打の吉田    


◎ 試合経過

10月9日、秋季リーグ(1部)最終戦は、一戸町総合運動公園野球場で岩手大学と対戦した。

本学は初回、1死後に2番山下、3番吉田の連続ヒットと4番葛西の四球で満塁とし、先制のチャンスをつくる。続く5番五十嵐冬の時に、相手バッテリーエラーで1点を先制した。

4回は、6番田村がショート強襲ヒットで出塁し、7番五十嵐新の送りバントで1死2塁の追加点のチャンスをつくる。続く8番安達のショートへの内野安打の間に2塁走者が生還し2対0とした。

8回には、1死から4番葛西がレフト前ヒットで出塁。2死後に6番岩朝が四球で2死1・2塁とし、再びの追加点のチャンスをつくる。ここで7番五十嵐新がセンター前タイムリーヒット、8番安達のピッチャー強襲のタイムリーヒット、9番下沢のライト前タイムリーヒットの3連続タイムリーヒットで3点を追加、5対0と岩手大学を大きく突き放した。

試合はそのまま終了、5対0で最終戦を勝利で飾った。

先発の鎌田は、9回を完投し相手打線を散発4安打に抑えて完封。攻撃陣は2桁安打を記録、安達が2安打2打点の活躍を見せた。


 

● 10月21日

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士大学 0 0 0 1 2 0 1 0 4 8
ノースアジア大学 2 1 0 0 0 0 0 0 0 3

鎌田、橘高―五十嵐新

 

先発で好投した鎌田          2安打1盗塁の活躍 佐藤 

 

追加点のタイムリーヒット 五十嵐冬     好守備の葛西を迎えるベンチ    


◎ 試合経過

秋季リーグ戦は1試合総当たりの対戦を終えて、本学、富士大学、青森大学が同率で首位に並び、3校による優勝決定戦が一戸町総合運動公園野球場で行われた。

10月21日、本学は優勝決定戦で富士大学と対戦。初回、1番佐藤がセンター前ヒット、2番五十嵐冬が四球で出塁、続く3番吉田が送りバントを決めて1死2・3塁のチャンスをつくる。4番葛西が四球を選び満塁とし、2死後、6番田村の死球、7番五十嵐新の四球で2点を先制した。

続く2回、先頭の9番下沢がセンター前ヒットで出塁し、1番佐藤の送りバントで1死2塁の追加点のチャンスをつくる。ここで2番五十嵐冬がセンター前タイムリーヒットを放ち1点を追加。3対0と富士大学を突き放した。

その後、5回に同点に追いつかれ、7回に1失点しリードを許した。本学は5回と7回に、2塁へ走者を進め追加点のチャンスをつくったが、惜しくも得点につなげることができなかった。試合は、9回にも追加点を許し3対8で敗れた。

今季は、葛西健太郎が最多本塁打賞、最多打点王の打撃部門2冠を獲得。投手陣では、鎌田、橘高の1年生が先発で活躍を見せた。

 
  • 進路の実績
  • 個人記録