2024年度 北東北大学野球新人戦


 

● 1回戦 6月22日 対 盛岡大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7
盛岡大 0 0 0 0 0 1 0 1
ノースアジア大 0 1 3 0 0 1 8

高橋(柊) - 吉川

本塁打 - 本間

2塁打 - 土田、加藤

土田の2点タイムリー

先制点が入る 

7回7奪三振・完投の高橋(柊)

本間のさよなら2点本塁打


◎ 試合経過

6月22日、2024年度北東北大学野球連盟 新人戦 第1回戦が青森県営野球場で開催され、 本学の1・2年生で編成されたチームは盛岡大学と対戦した。

試合が動いたのは2回裏、本学の攻撃から。先頭の4番吉川の内野ゴロを相手二塁手がファンブル。その間に吉川は出塁を果たす。 1死後、相手投手の暴投により1塁走者が進塁し、1死2塁のチャンスをつくる。ここで、6番土田の強い当たりの打球が相手二塁手の手前で高くバウンドし、センター前に打球は転がる。その機を逃さず2塁走者が一気にホームイン。 本学は1点を先制し1対0とする。

3回裏。先頭の1番長尾が四球を選び出塁。そしてすぐに2盗に成功し、さらに相手投手の暴投により3塁へ進む。続く2番田村も四球を選び出塁し、無死1、3塁となったところで盗塁に成功。無死2、3塁のビッグチャンスをつくる。 ここで、3番加藤がセンターへの犠牲フライを放ち、3塁走者が還り2対0、1死3塁となる。

2死後、5番本間がライト前タイムリーを放ち1点を追加し、3対0。6番土田がレフト越えのタイムリーツーベースヒット放ち、さらに1点を追加。4対0と相手を突き放しにかかる。

その後、6回表に1点を返されたが、本学はその裏にすぐに1点を追加し、5対1と4点差を保つ。

そして7回裏。 先頭2番田村が四球を選び出塁。3番加藤が三遊間を破るレフト前ツーベースヒットで無死2、3塁のチャンスをつくる。 続く4番吉川がセンターへの犠牲フライを放ち3塁走者が還り6対1、1死2塁となる。

 ここで5番本間がフルスイングで捉えた打球はレフトフェンスを超える、さよなら2点本塁打となり本学は7回8対1でコールド勝利を収め、 2回戦へと駒を進めた。

なお、投手の高橋(柊)は7回7奪三振・完投の力投を見せた。



さよなら2点本塁打を放った本間のコメント
「今日は新人戦の第一戦目だったので、皆とても集中できていた。いつものメンバーと違い歳が近いので和気あいあいで楽しく、一致団結して戦うことができたと思う。  

本塁打を打った時の球種は肩口からのスライダーだった。 常日頃、練習してきた成果が出たのだと思う。

公式戦初の本塁打でチームの一勝に貢献できて嬉しい。また、個人的にも今日は誕生日だったので、とても良い記念となった。  

明日の2回戦もチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい。」





 

● 2回戦 6月23日 対 青森中央学院大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
青中大 0 0 1 0 0 0 0 0 2 3
ノースアジア大 0 3 1 2 1 0 0 0 × 7

佐々木 (俊)  - 君成田

3塁打 - 長尾

2塁打 - 古川

2回戦に挑む選手たち

2点タイムリーを放つ尾池

守備が光る田村

粘りの完投を見せた佐々木 (俊)


◎ 試合経過

6月23日、2024年度北東北大学野球連盟 新人戦 第2回戦が青森県営野球場で開催され、本学は青森中央学院大学と対戦した。

試合は2回裏の本学の攻撃から動き出す。先頭5番土田がセンター前ヒットを放ち出塁し、さらに相手投手の一塁への牽制が乱れ、その間に2塁へ進む。1死後、7番小嶋が三遊間を抜くレフト前ヒットで出塁。1死1、3塁となったところで、1塁走者が盗塁を果たし、1死2、3塁とチャンスを広げる。

ここで、8番尾池がレフトへのタイムリーを放つ。2、3塁走者が還り2点を先制し2対0、1死1塁となる。

続く9番畠山の打球は一塁に転がり、打者はアウトになるが、走者は2塁へ進塁。2死2塁と再度チャンスをつくったところで、1番長尾のセンター前タイムリーで1点を追加。3対0となる。

その後、3回表に1点を許すが、本学は攻撃の手を緩めず3回に1点、4回に2点、5回に1点と連続得点で加点し、7対1で最終回を迎える。

9回表。本学は2点を許すが、先発の佐々木 (俊)が最後まで粘りの投球を見せリードを守り切り、9回11奪三振で完投。7対3で青森中央学院大学を下し、準々決勝へと駒を進めた。


2回裏、2点タイムリーでチームに勢いをつけた尾池のコメント
「前回の試合ではタイミングが合わずに打てなかったので、今日の試合では狙いをストレートに絞り絶対打ってやろうと打席に入った。そして、インコースのストレートをしっかり振り抜いたのが結果に繋がったのだと思う。

次の対戦は強豪の富士大学。今日の勢いをそのままにしっかりとチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい。」


公式戦初完投を果たした、佐々木 (俊)のコメント
「公式戦で初めて完投することができて嬉しい。今日の試合では甘めのコースに投げないようにしっかりとコントロールするつもりで登板した。

 最終回に疲れが出て2失点した時に総監督から『打たれても良いからとにかく安心して投げてみろ』と声をかけられた。 その言葉にとても勇気付けられ、おかげで最後まで投げ切ることができてよかったと思う。

今日は変化球のキレやコースの投げ分けはある程度できていたと思うので、その辺りは良い感覚を掴むことができたと思う。また、これからは9回を投げ切ることができるようにもっとスタミナをつけたい。

あと2試合、しっかりと勝利に貢献できるように頑張りたい。 」




 

● 準決勝 6月29日 対 富士大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
富士大 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3
ノースアジア大 0 0 0 0 1 0 1 0 0 2

高橋(柊) - 吉川

2塁打 - 田村

最後まで投げぬいた高橋(柊)

5回に1点を返す

加藤の内野安打

小嶋のタイムリー


◎ 試合経過

6月29日、2024年度北東北大学野球連盟 新人戦 準決勝が青森県営野球場で開催され、富士大学と対戦した。

本学は初回表に2点、5回表に1点を失い、3点を負う形となるが、5回裏から反撃を開始する。

1死後、5番本間が三遊間を破るレフト前ヒットを放ち出塁。6番土田がフルカウントから四球を見極め1死1、2塁となる。そして7番小嶋が遊内野安打で出塁し、1死満塁の好機を迎える。ここで、8番尾池の打席の際に、相手投手が暴投。その間に3塁走者が還り、1対3となる。

7回裏。先頭の3番加藤が遊内野安打で出塁。さらに相手投手の冒頭で2塁へ進む。2死後、6番土田が二内野安打で出塁し、2死1、3塁の好機を掴む。ここで、7番小嶋がレフト前タイムリーを放ち1点を追加。2対3と相手に迫る。

 しかし、8回裏に2番田村(葵)の3塁線へのツーベースヒットでスコアリングポジションまで攻め込むが、惜しくも得点に結びつけることができず、そのまま試合は終了。

本学は準々決勝を2対3で勝利することができず、三位決定戦に進むこととなった。


新人戦チーム代表の長尾のコメント
「今日は富士大学に対し、最小失点に抑えることと、1点ずつ点を重ねることを意識してチーム全員試合に臨んだ。投手の高橋をはじめ皆とてもよく頑張ったが、勝利することはできなかった。

明日の第三位決定戦では、しっかりと切り替えて臨み、絶対に勝利できるようにチーム一丸となって頑張りたい。 」




 

● 三位決定戦 6月30日 対 青森大学

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
青森大 0 1 1 0 0 1 0 0 4 7
ノースアジア大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1

佐々木(俊)、寺田  - 吉川

先発の佐々木(俊)

田村のファインプレー

1点を返す

リリーフの寺田


◎ 試合経過

6月30日、2024年度北東北大学野球連盟 新人戦 3位決定戦が青森県営野球場で開催され、本学は青森大学と対戦した。

本学は2、3、6回に失点し、3点を負う形となるが、8回裏に反撃を開始する。

先頭の6番土田がフルカウントから四球を見極め出塁。さらに相手投手の暴投.機を逃さず二塁に進み無死2塁のチャンスをつくる。1死後、8番尾池の打球がセンターへの犠牲フライとなり、2塁走者が一気にホームイン。1点を返し、1対3となる。

しかし、本学は最終回に4点の追加を許し、1対7で試合は終了。三位決定戦を勝利することができなかった。


新人戦チーム代表の長尾のコメント
「今日の三位決定戦では残念ながら勝利することはできなかったが、2年生が少ない中、1年生が頑張ってくれて感謝している。

次は4年生にとって最後の秋季リーグとなる。新人戦での経験を生かし1、2年生がさらに頑張りを見せ、勝利に貢献できるよう努力していきたい。」