展示品紹介
かぶり物
雪国民俗館 展示品のご紹介
No.2 かぶり物

長テヌゲ(29.5×151cm)

ハナガオ(上 7.5×16cm,下 7.2×17cm)
かぶり物は、作業用(内・外)、外出用、装飾用、祭礼その他儀礼用、盆踊りなどの行事用と用途は広い。素材はそれぞれにあわせて布、稲藁、菅(すげ)、紙、皮革などがある。かぶり方も多種多様。特に農作業には欠かせないものであった。防寒、防暑の他に汗を吸いとる、日焼けや虫からの被害を防ぐ、また除草の際に葉先で目を突かないように保護するなどの他に、仕事の能率上でも大切な役割をもっていた。本館には作業用覆面コレクション(国の重要有形民俗文化財-昭和41年指定)59点が保管されている。
このうち県内のものは、次の10種類、21点である。
ナガテヌゲ 4点、タナカブリ 3点、ヒロタナ 1点、ハナガオ 長・短 各1点、フクベ 1点、
ナガボッチ 2点、サントク 2点、マドボッチ 2点、ズキン 3点、彦三ズキン 1点